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イタリアで食べたい

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Apr 21, 2007
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カテゴリ:
バーリに半日いたら、もう十分見たような気分になってきたので、午後は、近郊の町トラーニまで足を伸ばすことに。
トラーニへは電車で40分ほど。
例の無敵のガイドブックがないので、この町について知ってることは、海辺にきれいな教会がある、ということのみ。
駅に着けば、インフォメーションかなにかあるだろう、と思っていたけど、甘かった。何もない。
道を聞こうとして、なんていう名前の教会かも知らない自分を発見。

「あのー、すいません、教会に行きたいんですけど、有名で、海のそばの・・・」
「大聖堂?」
「あーそうそう!それです(多分)」

というわけで、自分たちが行こうとしているのが大聖堂であることを、この時点でようやく知ったのでした。


トラーニの町

トラーニは、適度に小さくて、落ち着いた居心地のよい町。

しばらく歩いたら港に出ました。
漁師さんにも道を聞いて(漁師さんと話をしてみたかった)、さらに進むと、女子高生?の一団に遭遇。
大聖堂の見学に来たみたい。

みんなからプロフェッソーレと呼ばれてる引率の先生?(大学教授みたいに貫禄があったなあ)が、話かけてきました。
「日本はリッチだから、旅行ができていいねえ」
「いやあ最近はユーロが高くて、かつかつですよー」
なんて話をしながら、みんなで大聖堂に到着。



トラーニの大聖堂


おー、これだこれだ。
意外と大きいなあ。



海辺の教会


ほんとに海辺に建ってました。



海へ


教会から海へと続く道。



海~


道の先は、どこまでも広がる夕暮れのアドリア海。

おや、海の向こうに大きな島影が。
ひえ~、ひょっとして、ギリシャ?アルバニア?
以前、海を渡ってアルバニアから難民が押し寄せたっていうし・・・。

冷静に考えたら、これは、トラーニよりもう少し北にあるガルガーノ半島でした。



夜は別の顔


暗くなるとライトアップされて、一段と素晴らしい姿に。



幻想的だあ


プーリアまで来たんだなあ。



きれいな町でした


イタリアの町は、どこも昼より夜のほうが活気がありますねー。
トラーニも、夜のほうが魅力的で賑やかで楽しげ。

迷路のような路地で完璧に迷子になってあちこちさまよったけど、どの小道も雰囲気がいいし、色んなジモティーに道を聞くのも楽しい。
ブティックの入り口でメンチ切ってた(ように見えた)店員の女の子も、バールの前に座りこんでた無精ひげの町のチンピラ(みたいに見えた)も、みーんなすごく親切に道を教えてくれたなあ。
私、道を聞くのが大好きなんですねん。

トラーニ、なかなかいい町だなあ。次は泊まってみよう。


バーリに戻って、夜は、サルメリーアでワインとつまみを買って、ホテルでごろごろしながら軽い食事。

以前に度々書いたパン、パーネ・ディ・アルタムーラも買ったぞー。


パーネ・ディ・アルタムーラ


大きくてどっしり重い~。

この独特の形は、“アッカヴァッラートaccavallato”:積み重ね形。
他に、“カッペッロ・ディ・プレーテcappello di prete”:司祭帽形っていうのもあるけど、積み重ね形のほうが目についたなあ。

旅行の間、このパンをずーっと食べてました。ローマでも。
何日たってもぜーんぜん品質が落ちないし、強く漂う芳ばしい香りも変わらない。
天然酵母と地元産の小麦から生まれるこの香りは、パネットーネの香りにどことなく似てます。
素朴なのにリッチなパン!


こうして、またまた満腹になって、ワイン(この夜は、プーリアの定番の赤、プリミティーヴォ・ディ・マンドゥーリア)でほどよく酔っ払って、プーリアの初日は終わったのでした~。

次は、いよいよカステル・デル・モンテへの道~。










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Last updated  Apr 21, 2007 09:58:32 AM
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