ジーコJPNやっと勝つ。
昨日の練習は、夏休みで欠席が多く、最後の練習ゲームは3年生から6年生まで混ぜて紅白に分けました。見ていると暑さのせいもあるのかだらだらとしまりのないゲーム。ハーフ2回終わったところで、6年生のコーチに「3、4年生で5、6年チームに挑戦させてください。」 3、4年生を集めて、「相手は強いが絶対勝つぞ。」とマークする相手、サイド攻撃を指示。「相手が6年でも勝負して抜いて行け。」(いきなり言われて目が覚めたようです。)「オウ。」いい気合です。本気で勝ちに行きました。 ところが、そんな下級生を見て上級生も気合を入れてきました。3,4年生のトライは、上級生に臆することなく、取られてもしつこく追いかける。上級生も呼ぶ声、指示する鋭い声が出て本気モード。さすがに上級生。点を取る気でいったのがカウンターを喰らい、0-1で負けてしまいましたが、3、4年も対等に戦った15分間、充実した練習ゲームになりました。 ジーコジャパンの総入れ替え作戦は、代表レベルではめったに見ないものでしたが、国内の控え、初召集組みにとってもレギュラーに近い選手にとってもいい刺激になったでしょう。特に中国戦で結果を出した田中達也と今野の献身的な働き、韓国戦後半の巻の必死のプレーは感動的でした。控え組みの中には、もっと自分で行け、シュートだろ!と思う選手もいましたが、総入れ替え作戦は、それなりに楽しく、また、途中出場、大黒、中澤、小笠原の頼もしいこと。韓国も若いチームでしたが、けっこう面白い試合をしてくれたと思います。 悲壮感漂うほど気持ちの入ったプレーを見せてくれる選手の方が、見ていて感動的。W-カップでは、これぞ日本サッカーと呼ぶにふさわしい布陣で、「日本サッカー」「魂のこもったサッカー」を世界に発表してほしいと思います。 3,4年生でも5,6年といい試合ができる。体の大小、パワーやテクニックより、要は気持ちの問題。代表には比べようもないが、勝敗に関係なく、個人個人がチャレンジする姿勢を持ったチームにしていきたい。 目標や目的を明確にしてやる、刺激を与えてやると力を発揮する。見ていて控え組と3,4年生の姿がダブった韓国戦でした。