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テーマ:今日のこと★☆(106266)
カテゴリ:教授の雑感
今日は夕方に、卒業生のKさんが研究室を訪ねて来てくれました。 卒業生とは言っても、現在彼女は我が大学の学長秘書を務めていらっしゃるので、毎日同じキャンパスにいるんです。しかし、何せ多忙な学長の秘書ですから向こうも忙しい。そう顔を合わせるチャンスはないんですね。が、そんなKさんもこの度オメデタで、近く休職(必ず復帰してもらいたい!)されることになった、と。そこで、その挨拶にわざわざ顔を出してくれたんですな。 で、私だけでなく、他の教授陣も顔を出し、みんなでKさんを囲んでわいわいと雑談していたのですが、何せKさんは新・旧の学長に仕えた身ですから、二人の学長さんの日常をよくご存じ。畢竟、話題はそちらに向かいます。 その中で一つ、意外だったのは、前学長がお好きだったというある飲み物のハナシ。 ちょうど一年ほど前まで、勤務校の学長を務められていたT先生は、コーヒーがあまりお好きではなく、午後のお茶の時には必ず紅茶を飲まれた、というのですね。ただ、紅茶にあるものを入れて飲むのがお好きだった、と。 なんだと思います? ミルク? レモン? さにあらず。なんと、一匙のウイスキーを入れて飲まれた、というのです。 は、はーん。そういえば、少し前、昭和の時代に、紅茶にウイスキーを入れて飲むという習慣が日本にはありましたっけ。私の家でも、例えば父の友人とか同僚とかが家に遊びに来たりした時など、母がウイスキーをひと垂らしした紅茶を出していたのを思い出します。そんな時、私なんぞもちょいとお相伴にあずかるわけですが、甘味のあるウイスキーの風味が紅茶とよく合って、なかなかおいしいものでありました。 が、そういえば最近、紅茶にウイスキーを垂らすなんてことをやったことがありませんなあ・・・。 って言うか、大体、今、家にウイスキーがないもんね。昔は、どこの家庭にも「オールド・パー」とか「ジョニ黒」(ジョニー・ウォーカー黒ラベル)とか、あるいは「だるま」(サントリー・オールド)とかが応接間のサイドボードとかに大事そうに仕舞ってあって、お客さんが来た時など、ここぞという時に取り出されたもんでしたが・・・。 ま、前学長のお好きだった飲み物の話題から、そんな昭和の思い出が湧き起こりましたけど、どうもそれは私だけでなかったらしく、私よりも年配の教授陣も同様にこの話題には食いついておりました。 ということで、明日あたり、どこかでウイスキーの小瓶でも買ってきて、あの懐かしい「ウイスキー入りの紅茶」でも飲んでみようかな、と思っているワタクシなのでありました、とさ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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