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カテゴリ:教授の雑感
今日は柔道の全日本選手権があったので、格闘技好きのワタクシ、つい見てしまいました。 が・・・。 オリンピック出場をかけて畳に上がっているはずの鈴木選手、上川選手、高橋選手の誰一人として決勝に進出できず。唯一準決勝までは進んだ鈴木選手も、その試合の途中で肩を脱臼。当然のことながらその後は試合にならず。 それでもオリンピック出場枠外の新鋭、石井竜太選手に、今後の期待が持てるかと思いきや、決勝において自分より40キロも体重の軽い90キロ級の加藤選手に隅落としであっさり完敗。結局、重量級選手が全日本を制することがなかったというていたらく。 巴投げや寝技の巧みな加藤選手の大健闘は称賛に値するとしても、重量級のあまりにも不甲斐ない結果は、オリンピックを直前に控えて、相当厳しいと言わざるを得ません。国内の90キロ級の選手にすら勝てないということになると、パワーがあって変則的な柔道を仕掛けてくる海外の選手を相手にした時にどうなるのか。「初戦敗退」という残念な見出しが、今から目に見えるようでございます。 どうした、柔道日本?! って感じですなあ・・・。 篠原監督がどういう指導をしているのか知りませんが、このままじゃダメなんじゃないの? 「一本を取る柔道」一本槍の方向性で、ただ単に練習量を増やすとか、そういうのでは既に行き詰ってますよ。その意味で、オリンピック強化選手育成の方向性を見直す時期に来ているのではないかと。 とにかく、今日の一連の試合を見る限り、日本柔道の未来は暗いと思わざるを得なかったのでありました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
April 30, 2012 01:25:32 AM
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