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カテゴリ:教授の雑感
某元野球選手が覚せい剤がらみで有罪判決、だそうですけれども、さてさて、彼はこの先、薬物依存を断ち切れるんでしょうか。
こういう話が出る度にいつも思い出す光景がありまして、それは何十年か前にテレビで見たドキュメンタリーで、インドにおける麻薬常習者への「治療」のシーン。 インドだから大麻とか、麻薬に関する歴史が深いわけで、その分、大きな社会問題になっているのでしょうけれども、当時この国の麻薬常習者への「治療」ってのが凄かったんですよ。 どうやるかというとね、超強力な「嘔吐誘発剤」っていうのを麻薬常習者に飲ませちゃいまして、麻薬をやる度に何時間も嘔吐させ続けるの。吐くものがないから、水を飲んでは吐く。常習者たちが一列に並んで、水を飲んでは「オエ~」っとやるわけ。何時間も。 で、それをずーっと続けているうちに、パブロフの犬状態になるわけよ。麻薬を使うどころか、麻薬を見たり、「麻薬」っていう言葉を聞いただけで猛烈な吐気が襲ってきて、実際に吐いてしまう。だからこの「治療」を受けた後では、もう彼らは実質的に麻薬に近づけない身体になっちゃうの。 ある意味、非人間的。だけど、効果は確かにある。 で、思うのだけど、この種の治療を刑罰として強制的に受けさせるというのは人道的に疑問であるとはいえ、もし仮に本人が自主的に受けたいというのだったら、それは一つの選択肢なのではないかと。 だからもしK氏が本気で麻薬から足を洗いたいというのであれば、ねえ・・・。オエオエ治療、どう? K氏だって、自分を食い物にしようと悪魔のささやきでもって近づいてくる奴に、思いっきり頭からオエオエを吐きかけてやったら、いい気分なんじゃないか? ま、K氏も今回の件では多くのファンを随分ガッカリさせてしまったわけですから、どういう方法にせよ、一つ腹をくくって更生の道を歩んでほしいものでございます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
June 1, 2016 12:41:02 PM
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