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カテゴリ:教授の雑感
イギリスがEU抜けて大騒ぎ、ですけれども、よく考えればさ、そっちの方が普通じゃね? そもそもEUっていう考え方自体、不自然だものねえ。参加国が大体同じくらいの経済力で、考え方も近くて、っていうのならまだしも、実際にはそうじゃないし。
それに、EUみたいなのをアジアでも作ろうとか言って、日本もあの国やあの国やあの国やあの国やあの国やあの国やあの国なんかと一緒になって、通貨も「円」じゃなくて「アジーロ」にして、人の行き来も自由にして、なんて、やりたいと思う? 私は思わないな。 やっぱり、国の単位って、当たり前だけど、国民国家で行くのが一番自然なんちゃうのん? そう考えると、逆に、EUって今までよく持ったと思うよ・・・。 で、この流れでスコットランドがもう一回、独立するかどうかの国民投票やる、っていうのも、まあ、あり得る話で。 『西国立志編』の著者、サミュエル・スマイルズってスコットランド人なんだけど、その人のことを私がある文章の中でうっかり「イギリスの・・・」って書いたら、速攻で「いや、彼はスコットランド人だから」ってクレームが来たもんね。つまり、我々日本人が思っている以上に、スコットランド人は「自分ら、イギリス人じゃないけんね」という意識があるんでしょう。 またヨーロッパがばらばらになって、フランスはフラン、ドイツはマルク、・・・みたいになっても、もともとそうだったんだから、いいんじゃないですかね。なんかその方が、趣があるし。国が変われば通過も変わる。外国に行ったという実感が湧くじゃん。 なんとなく、何やってんだイギリス、ダメじゃないかEU脱退したら! 的な言論が横行しているようなので、敢えて私見を書いちゃった。でも、所詮、素人の考えることだから、間違っているのかも。そこは大目に見てね! ただ国民国家の考え方が先鋭化してくると、また戦争になるから、そこはそうならないようにちゃんとしていただきたい。それは、そう思いますね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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