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テーマ:今日のこと★☆(104860)
カテゴリ:教授の雑感
昨日、ボクシングの世界タイトル戦があって、ボクシング好きの私は、ビデオに録って見ちゃった。
まずは和気対グスマン。グスマンは評判通りの勢いでガンガン殴ってきて、ある意味、和気は圧倒されちゃったようなところがありますけれども、私の見るところ、実はさほどの実力差ではなかったのではないかと。 和気の顔は序盤のバッティングもあって見るも無残に腫れ上がりましたが、グスマンの左目も結構つぶれていた。グスマンは、ハード・パンチャーだけど、意外に打たれ弱いんじゃないですかね。実際、たまに和気のパンチが当ると、しばらく動きが悪かったですし。 ボクシングのスタイルからすると和気の方が遥かに正攻法で、ボクシングらしいボクシングをしていたし、ひょっとして、中盤あたりで和気のカウンターが偶然でもいいからいい感じでヒットするようなことがあったら、結果は変っていたんじゃないかとすら、私には思えたのですけれども、結果はレフリーの判断でTKO負け。しかし、あそこで止める必要はあったかなあ。残り1ラウンド半、まだやれたと思うのですけどねえ。 ま、和気のパンチは一撃必殺というほどでもないので、結果は妥当かも知れませんけど、序盤であれだけ圧倒されたにも拘らず、あそこまで耐えたのは立派。良い根性だったのではないでしょうか。 一方、井岡対ララ戦は、これまた逆で、見かけ以上に実力差があったのではないですかね。ララは若くて、身体がしなやかで、手数も多く、特に序盤は井岡を面喰わせましたけれども、そこはさすがにチャンピオン、井岡はガードを堅くして決してクリーンヒットを許さない。逆に手数は少ないながら時折、ドスっという不気味な音を立てるほどのパンチをララのボディーに叩き込み、徐々に相手のスタミナを奪う作戦。 そして中盤以降、ボディーを打たれるのを嫌って手数が減ってきたララから主導権を奪うと、終盤戦で見事なKO。まるで教科書通りの攻め方で、危なげがまったくなかった。 というわけで、和気は惜敗、井岡は圧倒的勝利、というのが私の見立てなんですけど、ネットとか見ていると、「和気惨敗」「井岡印象薄い勝利」みたいな書き方をされているようで、同じものを見ていても、世間と私の見方はいつも異なるなあと。 ほんと、不思議よ。どうして、世間と私はいつも意見が異なるのか。 ちなみに、都知事戦についても世間と私の見方は全然違って、その違いぶりは怖くなるほどなんですけど、それ言い出すと面倒臭いことになりそうなので、止めておきましょう。どうせ都民じゃないしね。 とにかく、私の見方、私の意見がメジャーになることはないんだろうなということだけは確か。日常生活だけじゃなくて、学会でもそうだし。ま、別にいいけどね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
July 22, 2016 12:58:52 AM
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