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カテゴリ:教授の雑感
ひゃー、昨夜遅く、東京から戻って参りました~。
ところで、最近、実家に戻っていつも戸惑うのは水道のレバーでありまして。というのも、実家では数年前にキッチンを改装しまして、新しいシステムが導入されておるんですわ。 で、それですと、水道のレバーは「上げて出る、下ろして止まる」なのね。しかし、名古屋の自宅の水道は旧式なので、「下ろして出る、上げて止まる」なんです。だから、このシステムの違いになれるのに数日かかる訳ですよ。慣れるまでは、水道を止めようと思ってレバーを上げてしまい、予期せず水勢を強めてしまうことになる。それで何度、水浸しになることか。 で、それにようやく慣れた頃にまた名古屋に帰るじゃん? それで水を止めようと思ってレバーを下げてバシャーッ!っと。もう嫌!! 聞く所によると、阪神大震災の時、地震で上から物が落ちてきて水道のレバーに当り、レバーが下に下がって水がじゃーっと出てしまって、それで必要のないところで水が出ているものだから、肝心の火事現場で水が使えなくなって困ったと。だから、新しいシステムでは「レバーを下ろすと水が止まる」ようになったのだと。 まあ、そういう説明を聞くとなるほどと思いますけれども、しかし。しかしですよ。 やっぱり人間の感性から言うと、どう考えても「レバーを下ろして水を出し、レバーを上げて水を止める」、これが自然でしょう。水の動きとレバーの動きが一致するんだから。 だから、水の動きとレバーの動きが逆になる現在のシステムって、人間工学に反していると思うんだよね。 どうなんだろうか。地震大国の日本としては、人間工学に反しても今のシステムを支持すべきなのか、それとも、そんな万一のことよりも、毎日毎日の暮らしの中で感性にあったシステムを採用すべきなのか。私だったら後者を選ぶけどね。もし地震のことを考慮するなら、ガスの元栓が地震の時に自動的にシャットアウトするように、水道もそうすればいいだけの話でありまして。 ま、もし我が家もリフォームかなんかして、新しい水回りを導入したら、実家のシステムと同じになって慣れるのかも知れないけれど、水量を調節する時に、やっぱり違和感があるんだよな・・・。 いずれにせよ、我が家の水栓に慣れるのに、まだ数日は掛かりそうな私なのであります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 7, 2018 10:29:11 PM
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