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カテゴリ:教授の雑感
先週、実家に帰っていた時に母と話をしていてははーん、と思ったことがありまして。
それはコンビニに関することなんですが、最近、母はよく近くのコンビニを利用するようになったと。 以前、母はコンビニなるものに無関心で、そこに立寄るということが殆どなかったわけ。スーパーで必要なものを買えばいいので、コンビニに用事がなかったんですな。 ところが。 やはり86歳という年齢は怖ろしいもので、最近、自分一人のために昼食とか夕食を作るのが面倒臭くなってきたと。それで、コンビニに行けば、各種お弁当的なものを売っているということに気付き、それを利用するようになったというのですな。 ふうむ・・・。なるほど。 で、今日もちょいと様子を聞こうと思って夕方電話したら、「ちょっと出かけていて、さっき帰ったところ、これからコンビニで買ってきたお弁当を食べるのよ~」とのこと。 今までコンビニというと、どちらかと言えば若者のものというか、少なくとも現役世代の人が利用するもんだとばかり思っていたんですけど、そういう母の言葉を聞いて、コンビニってのは、これからますます老人向けのものになっていくのかなと。老齢化社会ですからね。 だとしたら、コンビニ業界も、これからは今以上に老人向けの対策をしないといけないんじゃないですかね? 例えば、老人が買って食べるのにふさわしいようなメニューのお弁当も置く、とかね。あるいは、少な目の量のお弁当とか。 あと、雑誌コーナーも、若者向けの・・・その・・・そういう雑誌じゃなくて、お達者倶楽部的な雑誌を置くとか。『月刊ゲートボール』とか、『淡交』とかね。 それにしても、おじいさん、おばあさんがコンビニにたむろする時代が来るのかなと思ったら、少し笑えてきた。 で、ふふふと思ったんですけど、次の瞬間、ハッと思いまして。 一人寂しくコンビニ通いしているのは、お前の母親じゃないか・・・。 母上・・・申し訳ない・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
November 11, 2018 03:05:39 AM
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