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釈迦楽

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August 7, 2019
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カテゴリ:教授の雑感
全国的にはどうなのか分かりませんが、ここ愛知県に住んでおりますと、「あいちトリエンナーレ2019」の一企画、「表現の不自由展・その後」をめぐる騒動が話題になっておりまして。

 まあ、要するに「表現の自由」を奪われた芸術作品を展示するという趣旨において、従軍慰安婦像であるとか、天皇の写真を燃やしているのを写した写真とかを展示したところ、こんなものはさっさと撤収しろ、さもなくばガソリンを撒いてやるぞなどという脅迫が来て、急遽展示を取りやめた、という一件なのですが。

 でね、この件について識者の皆さんが色々と論じているんですけれども、その中で中部大学の武田邦彦センセイが YouTube 上で次のような趣旨のことを言ってまして。

 確かに歴史上、時の政府によって表現の自由を奪われた芸術作品っていうのはある(まあ、たとえばパウル・クレーとか、カンディンスキーとか、ヒトラーに弾圧された退廃芸術群などのことを想定しているのでしょう)。しかし、それらは確かに芸術作品と呼べるレベルのものであった。翻って従軍慰安婦像とか、天皇の写真を焼いている写真など、今回問題になっている「作品」とやらは、果たして低レベルの政治プロパガンダではなく、本当に「芸術作品」であると言い切れるものなのか。まずそこが疑問であると。

 しかし、そこは百歩譲って、一応、芸術作品であるとしましょう。

 その場合、この展覧会を主催した愛知県なり名古屋市なりは、これを芸術作品であると見做し、守るべき価値があり、人々に見てもらうべき価値があるのだと判定したわけだから、それならばなぜ、脅迫に屈するのかと。

 そもそも「表現の不自由によってお蔵入りされた芸術作品」であるならば、それを展示すれば、猛烈な反対に晒されるであろうことは最初から分かっていることなわけですよ。分かっていながら、敢えてそれを展示するというのが今回の「不自由展」の趣旨なのだから、脅迫が来るのは想定内。だから、もしそういう脅迫が来たならば、県警を総動員して、場合によっては自衛隊に要請してでも観覧者の安全を守りつつ、展示を続けるべきであると。

 それを、脅迫に屈してわずか数日の展示で撤収とは一体何事だと。そんなことで屈するくらいなら、最初からやらなければいいのであって、今回の企画はまったく腰抜けの腑抜けだと。

 そして、そんな腰抜け展をやらかした監督の津田某ってのは、一体、何者なのか。13億円もの公費をかけた展覧会の監督として、特に美術・芸術に造形が深いわけでもない、ほぼ肩書のない津田という人物に企画を託した、その責任はどうなっているのかと。(あいちトリエンナーレの歴代監督は、第1回が国立国際美術館館長の建畠哲氏、第2回が東北大学大学院教授の五十嵐太郎氏、第3回が多摩美術大学の港千尋氏。)。

 まあ、武田センセイの批判の趣旨は、上のようなものなんですな。

これこれ!
 ↓
武田邦彦、「表現の不自由展・その後」騒動を語る


 もっともな批判だよね! この件については、私も同感だな・・・。 

 っていうか、そもそもあいちトリエンナーレって・・・やる意味あんの?(爆!) 3年に1回、やるって決めちゃったから仕方なくやるっていう、ルーティーン・ワークになってない? で、早くも4回目にして企画のアイディアに窮してこんなざまになっているんじゃありません?

 まあそういうことも含め、大反省してもらいたよね・・・。





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Last updated  August 7, 2019 12:09:42 PM
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