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カテゴリ:教授の雑感
先日もこのブログに書きましたが、私は yomu:nel さんとおっしゃる方のブログを愛読しておりましてね。毎日更新されるわけではなく、せいぜい週一くらいの更新なんですけど、読みに行って更新されていると「お、更新されておるな!」って感じで嬉しくなる。
で、今日もそんな感じで「お!」と思い、読みだしたのですが、読んでいる内にドキッとする箇所がありまして。 そこにはこう書いてあったんです: 「東畑開人『居るのはつらいよ ケアとセラピーについての覚書』(医学書院)も楽しく読んだ。六車由実『驚きの介護民族学あたりから、このケアをひらくシリーズをぽつぽつと読んでいる。最近は専門家が書く学術書とエッセイの間のような本がよく目に留まる。昔から新書にそういうものが多かったが。ただ、専門家が一般読者にもわかりやすくするために無理に面白くしよう面白くしようとする姿勢が読んでいるとしんどくて、そんな過剰な面白要素はいらないから普通に書いて~と思ったりするのだが、『居るのはつらいよ』は、その辺のユーモアの塩梅というかバランスが(自分には)ちょうどよかった。」 ドキッ! ドキドキッ!! やべえ、どうして yomu:nel さんには、今、私が学術書とエッセイの間のような新書の原稿を書いているのがわかったんだ?! ・・・んなわけないか。 だけど、「専門家が一般読者にもわかりやすくするために無理に面白くしよう面白くしようとする姿勢がしんどい」云々ってのは、マジでドキドキだね。 つまり、そういう専門家サイドのダサい上から目線ってのは、読者にはバレバレだと。 ひゃー。これは心しておかないといかんなあ。仮に yomu:nel さんが私の本を読んでくれたとして、その時「しんどい」と思わせたらもうその時点で終りだな。 いい勉強になりました。そういう風にならないよう、頑張って書きます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
August 26, 2019 01:00:06 PM
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