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カテゴリ:教授の雑感
今日は1月30日か・・・。じゃあ、私の小学校時代の恩師・山本茂久先生の祥月命日だ。
当時私は18歳。大学受験の頃だったのかな? 自宅にいて勉強をしていたら、父が変な時間に家に戻って来て、何やら母と話をしていて。それで父から、山本先生が亡くなられたのを聞いたのでした。享年53。心臓発作で、その日の朝、朝会中に倒れて救急車で病院に運ばれたものの、残念ながら。父も母も、私が小学校以来、先生の影響を非常に強く受けていたのを知っていたので、どう伝えようか逡巡していたのでしょう。 それ以前に病気で苦しんでいたとか、そういう前もっての話があれば別、あまりにも突然だったので、先生の死をどう受け止めていいのか、分かりませんでしたね。 それから一人でお通夜に行って。帰る前に、その日先生が倒れたという、小学部のグラウンド前のその場所に行って。真っ暗で。それから、電車に乗って泣きながら自宅に戻ったのでした。人前で、しかも電車の中で泣いたなんて、一生に一度のことだろうな。 あれから42年。もうとっくに先生の年齢を越えてしまいました。 あれ以来、私は毎年、2月の第一日曜日をお墓参りの日と決め、一度も欠かすことなく墓参を続けてきた。だから今回で42回目の墓参ということになるのかな。 私には、人生の師が4人居て、そのうちのお2人には既に著書を捧げております。そして一か月後に出る本は、3人目の師匠に捧げている。だけど、まだ山本先生には捧げてないのよ。 でも、先生に捧げる本は、もう既に9割方完成しております。来年には多分、完成することでありましょう。そうしたら、私は4人の師匠全員に対して恩返しをしたことになる。これが私の、研究者生活を始めた時からの計画だったものでね。 山本先生には、それまで待っていただくことにして、今年もまた、今週末に迫った日曜日の墓参に向け、週末は実家に戻る予定でございます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
January 30, 2024 08:56:41 PM
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