一般の血液検査データでは異常は見当たらなくても体に不調をきたしてはいませんか?
うちの息子もまさしくそのような状態でして・・・。
数多く、病院をめぐりましたがさほど原因も見つけてはいただけず・・・。
そしてたどり着いた分子栄養医学。
分子栄養学的な検査値の見方として非常に参考になるブログからの抜粋です。
検査値でみるたん白質(アミノ酸)代謝です。
総蛋白(TP=トータルプロティン)
検査データの参考基準値は「6.7~8.3」
総蛋白値は「6」台では、体は元気になれません。中学生や高校生の成長期には、「6.7」では足りないと考えます。分子栄養学的には「7.0~7.5」は必要。
ガンマGTP
お酒や薬の「毒物」がどれくらい体にはいっているかの指標になります。
10台か一ケタに落ちている人は、まずタンパク栄養の不足。そしてビタミンB群の不足を表しています。
尿素窒素(BUN)
血中尿素窒素値は、タンパク質の最終分解物をはかっているので摂取したタンパク質量をはかることもできます。この値も低い場合にも問題です。
10以下の場合は自分に必要なタンパク質量(60kgの人なら一日量60g)の半分以下ほどしか摂取していない、または栄養の吸収になんらかの問題があるのではないかと考えます。
GOT・GPTはビタミンB群の代謝を測るために重要になります。『GOT』と『GPT』『γGTP』は身体の中で精製される段階で、必ずビタミンB6を必要とします。
B6が不足すると、GOT、GPT、γGTPの値が低くなっていきます。GPTが体内で精製スピードが速く、壊れるのも速いため、ビタミンBの需要が大きく、B6の摂取が少ないと『GOT』と『GPT』の値が大きく離れるというデータになります。
検査データーでB群の代謝をみるもう一つの項目
MCVとは赤血球の平均の大きさを示しています。
ビタミンB群が不足するとこの値が大きく出てしまいます。これは典型的なビタミンB12・葉酸の欠乏です。
理想値は85~95くらいまでがよいです。
ジャンクフード(清涼飲料水、ポテトチップス、ファーストフードなど)もビタミンB群の需要を高め、
ひいては身体の中ではB群欠乏になってしまいます。
ビタミンBはグループで作用しますのでビタミンB1、B2、B6が不足すると、特にB3(ナイアシン)が十分に体内合成できなくなります。B3が欠乏しますと、皮膚・粘膜や消化管、神経系に影響をおよぼし、口角炎、食欲不振、不安感などの軽い症状が出ます。細胞のエネルギーが不足することで倦怠感を感じることもあります。
今一度血液検査などでご家族の健康状態を把握してみませんか?
ちなみに現在は献血を行いますともれなく検査結果データが後日送られてきます。
ご参考までに・・・。
http://www.kenkou-shindan.org/result.html