英検2級一次試験合格の秘訣(2)
英検2級のレベルは高校卒業程度です。大学入試問題に近いハイレベルな高校の文法(分詞構文や仮定法など)も出題されます。単語数は約5100語(大学入試と同等)。準2級の3600語に比べ格段に難易度が増します。不合格だった2015年第2回一次は、大問1(語い・熟語・文法)の得点が壊滅的でした。20問中6問正解(得点率30%)改善点は語い力だと考え、もっと難易度が高い問題集を購入しました。DAILY 20日間英検2級集中ゼミ4訂版 [ 旺文社 ]単語カードに書き込んで覚えさせようとしましたが、覚えた尻から忘れるといった次第。無理もありません。acknowledge, aggressive, assume, imply, bring about...意味が抽象的すぎて実感できないので記憶に残らないのです。記憶力はいいほうだと思うのですが、たちうちできません。そこで単語カードではダメだと思い、パズルのように遊びながら覚えられるようにしました。『頭がよくなる青ペン書きなぐり勉強法 [ 相川秀希 ]』の通り、青色のボールペンで書かせました。ところが、1月の試験当日まで時間が足りませんでした。1か月半を切っていましたから。パズルも徒労に終わりました。そんな小手先の事をやっている暇はなかったのです。問題集を3分の2も終わらないまま当日がきました。1月の一次試験には合格したわけですが、大問1(語い・熟語・文法)は20問中5問正解(得点率25%)という散々なありさま。前回より1点下がっています。単語を攻略しても意味はなかったのです。では何で稼ぐかということですが、やはりリスニング。これに尽きるでしょう。第2回は30問中22問正解(得点率73%)第3回は30問中27問正解(得点率90%)試験直前に絞って(前日の夜と当日の朝)リスニング問題を解かせました。放送は全て一度しか流れません。読解力も必要です。とにかく集中すること。間違った問題は私が丁寧に解説しました。また、長文読解の点数が上がったのは合格の大きな要因でした。前回は「適当にマルした♪」(20問中7問正解、得点率35%)と言っていましたが、今回は「結構わかった」(20問中14問正解、得点率70%)らしいです。得点アップの原因はわかりません。試験の間隔はたったの3カ月でしたから。たまたまわかりやすいテーマだったのかもしれません。(長文問題の攻略法は企業秘密なのでここでは明かせません。ゴメンナサイ)ただ、2級の一次試験は長文問題がひたすら出されますので、大量の文章に慣れていないため見るだけで解く気が失せたり、もともと母語の読解力が低いと合格は厳しいでしょう。答えを導く際も、単に本文中から答えを抜き出すだけでなく、別の表現に言い換えられていることが多いので、高い読解力が必要です。作文をみますと、前回は5問全問正解(100%)で、今回は5問中4問正解(80%)だったので、娘は読解力については悪くはないことが言えるでしょう。今回の合格点は49(75点満点)。娘の点数は50で、ギリギリでした。リスニングと読解で何とかパスした形になりました。DAILY 20日間英検2級集中ゼミ4訂版 [ 旺文社 ]頭がよくなる青ペン書きなぐり勉強法 [ 相川秀希 ](続く)━♪━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━♪━☆姉妹サイト☆ご紹介Qちゃん先生の英語子育て応援サイトQちゃん先生の絵本読み聞かせガイド