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赤平には私が生まれる前からあるパン屋さんが2件残っている。
近所の山平さんは創業70年、赤平西高出身なら皆さん懐かしい味でしょう。 最近、パン作りが楽しいので本当のところを見てみたくて山平さんで見学させていただいた。 工場といってもお店の後ろ側のさほど大きくないスペース、双子の弟さんとその奥さんたち、パートのオバサン3人が作業していて、長男さん夫婦が営業担当の家内工業である。 使っている機械も30~40年前の年代もの。 ほとんどが手作業なので、本当に手間暇がかかっている。 作業分担がしっかり決まっていて、みなさん黙々と仕事をこなし 次々に色々なパンが出来上がるのをみるのはとても楽しいものだった。 物を作る人は皆こだわりがある、山平さんはしっとりとしたやわらかい食感をだすのに苦労したしたそうだ。 昔はそれが美味しいパンのイメージだったが、 今はありとあらゆる国の食物が簡単に手に入ることから、 人々の好みも多様化している。 今時の子供達はこういうパンをあまり食べない、 人口も減って当然売り上げも下がっている、 非情に厳しいと山平さんは言う。 どんな小さな町にでも大手スーパーがやってきて、 昔からの小さなお店は一網打尽。 大量生産で安いものを求め続けたせいで地球環境は倍速で悪化し、人々は安くて信用できない質の悪い物を食べて病気になっている。 いみじくもミートホープの社長が、なぜこんなに安く上がるのか考えれば分かることだと言っていた。 スーパーやコンビにに並ぶパンやおにぎりは、何時までもカビも生えない腐らない。 そろそろ、そういう事に気づかなければ。 安心して食べられる昔ながらのパン、 お母さんの作ったおにぎり、 無くしてはならない大事な味! ちなみに私、山平さんのソーセージパンが好き、 石川パン屋さんではロックパンが人気です 赤平にお越しのさいは是非お試しください 佐藤 智子 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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