ラスカルの角砂糖

税理士の覚悟。

少し前のことになってしまうのですが、ご紹介した


起業家のための「手ガネ経営」で勝ち残る法

の著者の吉澤大さんが、この日の日記にコメントをくださいました。



起業の理由が自己実現というのは
別に悪いことじゃないでしょう。

私が申し上げたいのは、
アクセサリーのひとつとして
代表取締役の名刺
を身に着けるかのような
「起業ごっこ」は、大抵
周りに迷惑をかける結果に
なることが多いのではという
意味です。

起業を推奨するビジネスの人は、
そこで関係は終わりますけど、
私たちは最後まで
お付き合いしないといけないし、
その後始末がものすごい
大変なんです。

きちんとした、「理念」と「経験」と
「準備」がある人の起業は、
男女の区別も
主婦であるということも
私にとっては、全く関係の
ないことで、もちろん
応援させていただいておりますよ。

それでは、今後とも
よろしくお願い致します。
(July 16, 2008 07:21:08)


吉澤さん、そして、ご縁をつないでくださった木村さん、ありがとうございます☆



起業を推奨するビジネスの人は、
そこで関係は終わりますけど、
私たちは最後まで
お付き合いしないといけないし、
その後始末がものすごい
大変なんです。



この部分に、大きくうなづいてしまいました。

そうなんです。

税理士の仕事は


　会社ができたらおわり

　借入ができたらおわり　


という仕事ではなく、


　誕生した会社が成長しつづけられるように

　借りたお金をしっかり活かして利益をあげて、そこからきっちり返済できるように、そして、さらによりよい事業ができるように


そこまで「看て」、そして、


　一人前の会社として、納税の義務を果たせるようになるところまでとことんおつきあいする


それが税理士の仕事です。


決して「後追いで税金の計算」をしているわけでなく、最初から最後までおつきあいする「覚悟の現れとしての税金の計算」なのです！！