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ラスカルの角砂糖

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January 11, 2013
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カテゴリ:本の話
ものすごーく久しぶりに林真理子の小説を読んでいます。


 東京、ジュネーブ、アンゴラ、バンコクを舞台に、

 さまざまな問題を抱える現代医療の現場を鮮烈に生き抜く女を描く

 衝撃のメディカル・ロマン! 



だそうです。


タイトルの「アスクレピオス」というのはギリシャ神話の中にでてくる

医術をつかさどる神だそうですが憶えにくい名前ですね。



これについて


 アスクレピオス・・・医学を修めたものの習慣として、進也は一度だけ聞いたそれを

 一度で記憶した。コツがある。自分なりの語呂合わせをするのだ。

 明日、くれ、ピオスを・・・ピオスを・・・。ピオスは何とひっかければいいのだろう。

 そうだ、ピアスがいい。明日、ピアスをくれ・・・。


というのが印象的でした。



好奇心旺盛な彼女らしく、かなり取材もされているようで医療現場の書き方にも違和感のない

入り込める作品です。






林真理子:アスクレピオスの愛人:新潮社











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最終更新日  January 11, 2013 11:31:39 PM
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