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2016.08.09
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大傑作ミステリーコミックの最終第8巻を読んだ。

○ストーリー
18年間の眠りから覚めた悟,そして彼が病院で仲良くなった少女・久美は,市のキャンプイベントに参加する。この機会を利用し,〈あの犯人〉は久美を殺害し,悟を犯人に仕立て上げようと計画をする。果たして,久美の,そして悟の命は?

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まだ続くの?というのが多くの読者の印象だったと思う。

大人の自分が,小学校時代に起きた同級生の誘拐殺害事件を過去に戻ることで解決しようとする,という物語は,主人公が現在に戻ったことで,きれいにまとまったように見えた。

物語初期の〈最初の現在〉と主人公が戻ってきた現在はいろいろ異なる。思い出してみれば〈最初の現在〉では,主人公は事件に巻き込まれていたので,危険な状況はまだ去っていないのかも知れない。

ただどうしても過去の大きな事件をギリギリ全力で片付けた,という印象が強いし,戻ってきた現在は平和なので,もうこれで終わってもいい,という気がした。

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主人公・悟は,大人に成長しているものの,まだリハビリの最中で松葉杖で歩いている。それでも6巻までの小学生の時と比べれば,主人公としてずっと安心感があるし,状況を話し合える仲間もいる。

そのおかげでどうしても緊張感が薄くなってしまっている。小学生の悟は,弱くて不自由な中で,なんとか智恵と勇気で〈あの犯人〉に対抗していた。最終巻では,そのチカラは五分以上になっているからだ。

おまけに再登場する〈あの犯人〉は,変装のためか見た目がパッとしない。ただの変質者みたいだ・・・思いっきり変質者なんだけど。前の巻の流れでは,犯人だと分かっているのに,それを糾弾できない,という流れかと思っていたのに。

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本屋のポップ広告で知り,全巻を読むこととなった作品だが,途中でアニメ化,実写映画化もされ,かなりのヒットとなった。駅ビルの大型書店チェーンで,日ごろはあまり評価していないのだけれど,今回ばっかりはその先見性に脱帽だ。

面白い作品をありがとう!!


















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Last updated  2016.08.11 18:11:25
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