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『30分限定ラジオ観光大使』読むアーカイブズ

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30分限定ラジオ観光大使

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76.3Mhz FMおたるで毎月第二・第四日曜日の午後5時から放送中の旅の情報番組『30分限定ラジオ観光大使』の過去放送分の原稿を現在の状況に合わせて再編集し、読むアーカイブズとしてランダムでピックアップして月1~2回分公開予定です。

最新の放送予告はFMおたるホームページ「ニュース&トピックス」にて放送日の前々日までにアップ致します。

番組へのメッセージはFMおたるホームページ内のメッセージフォームからお寄せください。


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2020.11.01
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カテゴリ:胆振管内
※お知らせ※
国立民族共生公園でのプログラムが既存の見学プログラムに加え、11月から体験プログラムが増えた事に伴いタイムテーブルが大幅に変更になり、放送時の案内通りの時程ではプログラムを楽しむ事が出来なくなりました。
その為、この回の読むアーカイブズでは放送でご案内した順番で各プログラムを紹介しますが、見学開始時間の案内を削除しております。
また、実際に園内での見学,体験を行う際は最新のタイムテーブルを確認の上、見学の順番,スケジュールをお決め頂きますようお願い致します。
それでは、以下より本編です。

​​​​​
次の旅行のご予定はお決まりですか?
30分限定ラジオ観光大使 本日は白老町のウポポイ 民族共生象徴空間開業記念特集後編としてご案内致します。

こんばんは。 ラジオの中の観光大使、旅行愛好家の田邉邦昭です。

今回はウポポイの有料エリア内、国立民族共生公園の情報をメインにお伝えします。
これまでにお話しした内容は割愛しますので、交通案内や国立アイヌ民族博物館などに関する情報は、このブログの​前回前々回に掲載しておりますので、合わせてご覧ください。

では、ウポポイの有料エリア内、国立アイヌ民族博物館を見終わったところからご案内致しましょう。
博物館の出口からミュージアムショップに入り、左手前方には現在閉館中ですが、ライブラリがあり、その左手から外に出られます。

前方の通路を右に進み、整理券で座席を確保した時間の5分前までに着くように工房へ向かいましょう。



見学整理券を入手済みの人が並ぶスペースが用意されていますので、前に詰める事の決して無いようソーシャルディスタンスを守りながら待ちましょう。
係の職員さんの案内で工房内へ進み、入口で手指のアルコール消毒をして入ります。
左側が木彫、右側が織り・刺繍・編み物の部屋です。



木彫の定員は36名で、部屋に入ると右側手前に丸木舟があり、壁面には狩猟風景の写真が飾られています。



左側の床は一段高く、説明・実演をして頂ける職人さんが二人いらっしゃり、作業台が配され、頭上にはモニターが設置されています。
実演スペース側に向かって左右の壁にある棚には加工用の工具がずらりと並びます。
席は工房前で並んでいた順に入室しての自由席で、席と席との間に間隔が取られています。
私がお邪魔した際は右側の作業台に、平取町の二風谷イタのようなお盆やマキリと呼ばれる小刀が乗せてあり、完成しているものや製作途中のものをモニターに映しながら説明してくださいました。



木彫は、アイヌ文化では「男の手仕事」として扱われた為、説明・実演ともに男性の方が行っています。
全員が着席すると、「イヤイライケレ。私は〇〇です。」と挨拶と自己紹介から始まり「ポンネ」という、その人その人の特徴や性格,エピソードなどを基に付けられたアイヌ語のニックネームを紹介します。
職員さん一人一人の胸元には、このポンネが書かれた名札が付けられています。
木彫のコーナーに限らず、ウポポイではアイヌ語を公用語の一つとして扱う為、解説の際には度々アイヌ語が混じります。
自己紹介が終ると、彫る・切る・削る・刳(く)る・曲げるなどの技法を用いて加工した品々をモニターに映します。
この日はアイヌ文様を始めとした細やかな彫刻が施された様子や、マキリの柄(つか)や鞘などの木彫の実演を見ました。

元々アイヌには鉄の文化はありませんでしたので、和人を始めとした交易で得た鉄製品を大事にし、マキリの柄と鞘には細やかな細工を施しました。
模様として目に留まる木彫に意識が向きやすいですが、柄や鞘は二枚の板を貼り合わせて木の皮で巻いて外れないようにした加工や、厚みのある一枚板の内側を刳り抜く加工など、派手さは無いながらも技術力を必要とする加工です。
現代の技術を用いればあっという間に出来てしまう事、例えば刳り抜き加工はドリルを使えばすぐの事ですが、鉄の棒を熱して押し当てて少しずつ刳っているそうです。
木彫の説明・実演はおよそ10分間です。

織り・刺繍・編み物の方も時間になったら並んで見ていきましょう。



織り・刺繡・編み物の部屋は木彫の部屋より広く、定員は同じで36名に設定されています。
こちらはアイヌ文化では「女の手仕事」として扱われた作業の為、説明・実演は女性の方が行います。
入室すると右側が展示・実演スペース、左側が客席スペースになっており、展示・実演スペース側は一段高くなっています。
刺繍の場合は、実演・展示スペースに向かって左右の壁面と実演者の後ろにアイヌ文様の刺繍が入った衣類が並びます。
展示・実演スペース側の頭上2ヶ所と実演者の右側にはモニターがあり、それぞれ違った角度,拡大率で実演者の手元を映しています。
木彫同様に挨拶,自己紹介から始まり、刺繍の時間は中央で実演者が一針一針アイヌ文様を入れています。



一概にアイヌ文様の刺繡が施されていると言っても作り方は複数あり、布地に刺繍だけを施したものから別布を切り出してベースとなる衣類に縫い付けながら模様を作り出し、端を織り込んで縫っていく非常に手間のかかったものまで、晴れ着なのか普段着なのかや布地の種類の違い、地方によっての違いなど、色々な部分で異なりました。
大雑把に言うと、刺繍が多く施されているものは儀礼用のもので、普段は着ないそうです。
アイヌの方々のカムイへの向き合い方の一部がここでも垣間見る事が出来ます。


※エゾ鹿の角から作られた針入れ

それから鉄を作る文化が無かった事から針は貴重品で、どのように扱っていたかなど、作成に関してだけでなく、生活面での裏側に触れる解説もありました。
説明・実演はおよそ10分です。

午前中の見学が一段落したらお昼ご飯にしましょう。
レストランやフードコートなどはエントランス棟と歓迎の広場にありますので一度、有料エリアから出ます。
一日券で入場した場合はゲートで再入場用のチケットをもらいます。
年間パスポート利用の場合はそのまま有料エリアを出ましょう。



エントランス棟の向かって右側、手前がレストラン「焚火ダイニング・カフェ ハルランナ」で奥がフードコート「HINNA HINNA KITCHEN 炎」。





更に進んで歓迎の広場の左手に「カフェ リムセ」、右手に「sweets cafe ななかまど イレンカ」があります。

それぞれ、お勧め商品や大まかな特徴をご紹介しましょう。

焚火ダイニング・カフェ ハルランナはエゾ鹿肉や鮭,白樺の樹液,ハスカップなど、アイヌ文化と関わりの深い食材や地元産食材を使った創作料理を提供するお店。
お店の名前のハルランナとは、天から食べ物が降ってくるほどの豊かな暮らしを願うアイヌの儀式から付けられました。
ランチコースは1,500円から4,200円まであります。


※画像は内覧会時の提供見本です

お勧めはユクの焚火ローストコース。
ユクとはエゾ鹿の事で、スープ,前菜,メイン,パン,デザート,ドリンクがセットになっています。
シェフはイタリアン出身でアイヌ食材とのアレンジが興味深く、例えばパン一つ取っても、クルミとアイヌ語で「エント」と呼ばれる和名がナギナタコウジュという、アイヌの方々にはお茶やお粥などに使われていた葉を混ぜ込んだフォカッチャで、柔らかな中にクルミの食感とエントのハーブ系の爽やかな香りが広がるパンで、全体的に新たな切り口でアイヌ食材を楽しませてくれます。
店内はポロト湖畔を望む席やテラス席もあるので、ハルランナでランチにする場合は長めに昼食時間を確保しておく事をお勧めします。
焚火ダイニング・カフェ ハルランナの営業時間は午前11時から閉園までで、ランチタイムは午後3時まで。ラストオーダーは閉園の30分前です。


フードコートのヒンナヒンナ キッチン炎は、アイヌ由来の食材を使用した料理を中心に手頃な価格で提供し、テイクアウトメニューもあります。
ヒンナとは、アイヌ語で「感謝する」や「ごちそうさま」を意味する言葉で、漫画・アニメ『ゴールデンカムイ』にも度々登場する言葉なので聞き慣れた方も多いでしょう。
広々開放感のある店内で、メニューには定食類やラーメン,そば,カレー,サラダ,ドリンク各種があり、ラーメン,そば,カレーにはそれぞれエゾ鹿肉を使ったメニューと行者ニンニクを使ったメニューがあります。



定食では看板メニューの行者にんにくザンギ定食がお勧めです。
大きめで行者ニンニクの香りが食欲をそそるザンギが5個にご飯、サラダ、そしてオハウという汁物が付きます。
ザンギは行者にんにくを練り込み、胸肉を使いながらもモモ肉のように柔らかく加工してあり、独自の揚げ方で全国の唐揚げグランプリで金賞を受賞した経歴のある自慢のザンギです。
オハウは行者にんにくザンギ定食以外の定食類にも付き、中身はジャガイモ,里芋,人参,大根,水菜,ゴボウなどが入った具沢山で、けんちん汁に近い風味にアレンジした作りになっています。
また、単品メニューには焼き鳥を中心とした串ものも多く、シンプルに塩コショウのタレで素材の持ち味を活かしたエゾ鹿串や、表面にも後口にも行者にんにくの香りがフワッと広がる行者ニンニクつくねがお勧めです。
ヒンナヒンナ キッチン炎の営業時間は午前9時から閉園まで。ラストオーダーは閉園の30分前です。


歓迎の広場にあるカフェ リムセは地元産の食材を使ったアイヌ料理を軸に軽食とドリンク類が多いカフェ。
リムセとは、アイヌ語で「踊る」という意味。
木を多用した店内でお土産品の販売もあります。


※画像は内覧会時の提供見本です

メニューはオハウやカレーなどがあり、オハウは白老産の鮭と野菜を使ったチェプオハウ,厚揚げと野菜を使ったキナオハウの二種類で、それぞれ単品とセットがあります。
セットにはオハウといなきびご飯,ラタシケプ,小鉢,漬物,コンプシト,野草茶が付いてきます。
ラタシケプは煮物や和え物でおかずとして、コンプシトは素揚げにした昆布を醤油や黒糖で煮込み、芋餅にからめたもので甘じょっぱくデザートとして頂きます。
カレーは白老産のエゾ鹿肉のカツを使ったユクカツカレーと北海道産野菜の素揚げをトッピングした道産子野菜カレーがあります。
それからアイヌ料理のメニューにはペネイモ。
ペネイモはじゃがいもを凍らせて作ったアイヌ料理のお団子で、元々は保存食。
平べったく黒っぽい色合いで芋本来の甘みや、ややモチモチした食感が特徴です。
単品販売とぜんざいに入れたペネイモぜんざいがあります。
カフェ リムセの営業時間は午前9時から閉園までで、ラストオーダーは閉園の30分前です。


一番白老駅寄りにあるsweets cafe ななかまど イレンカは北海道産食材を使ったカップチーズケーキやパイ、お土産商品もあるテイクアウトショップ。
イレンカとはアイヌ語で「希望」という意味です。


※画像は内覧会時の提供見本です

ここでのお勧めはアイヌ語で「月」を意味する「クンネチュプ」と名付けられたカップチーズケーキ。
北海道産のチーズと白老産の卵を使用しており、とても口どけが滑らかでチーズの後口も濃厚な、半熟に焼き上げられたケーキ。
丸型のカップで焼き上げたケーキは上から見ると、まるで黄色く輝く月のよう。
焼きたてだけでなく、持ち帰って冷やして食べるのもお勧めで、お土産用の販売や国内発送も出来ます。
それから、近郊の壮瞥町産のリンゴを使ったアップルパイの「パピリカパイ」も人気の一品。
自家製のサクサクに焼き上げたパイにリンゴとカスタードクリームを合わせ、食べ応えのある仕上がりになっています。
「パピリカ」とはアイヌ語で豊作を意味し、美味しい食材が毎年豊作を迎える事と、その食材を使って美味しいパイ製品を焼き上げていきたいという想いから命名した、地元愛の詰まった品です。
自家焙煎の珈琲もあるので食後のデザートとして合わせて立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
sweets cafe ななかまど イレンカの営業時間は午前9時から閉園までです。

これら4店舗は全てウポポイの営業日に合わせての営業です。

この他に食事や軽食,ドリンクなどは有料エリア内に移動販売車が出店する事もあり、体験学習館の前や体験交流ホールの前,博物館と工房の中間に配置はランダムで、ハンバーガーやたい焼き,ラーメン,ハスカップジュース,ソフトクリーム,餅料理などのお店が並びます。



その中で特にお目にかかりやすいお店がキンペンカフェ。
通常、木曜日を除くウポポイの開園日に出店しており、ウポポイが出来るより前から白老駅の南西側に店を構え、地元民に親しまれていたカフェの移動販売車。
白老牛やポロト豚などのご当地肉にこだわったメニュー構成で、お勧めは白老牛とポロト豚の合挽肉を使った白老牛バーガー。
照り焼きソースとチーズの2種類あり、私はチーズを食べてみました。
厚みのあるバンズにハンバーグも肉厚でシャキシャキレタスやトマトが挟んであって食べ応えがあります。
お肉は柔らかく口の中でほどける感じで旨みがしっかりしながらもくどくなく、白老牛とポロト豚という良質な肉同士を絶妙な割合で合挽にした店主の技が光ります。
挟んだ具材のメイン、ハンバーグをここまで美味しさを引き出すのは店主が以前精肉店で働いていた事からお肉の目利きの力があるから。
白老牛はブロックで、ポロト豚は一頭単位で仕入れているそうで、町内にある店舗に行けばお肉だけで買う事も出来るそうです。

さて、昼食を済ませたら園内に戻りましょう。
一日券で入場した場合は再入場用のチケットを使い、年間パスポート所持の場合はパスポートを提示掲示して再入場します。
食事を終える時間にも左右されますが、午後1時頃までに終わったと想定してお話しすると、入場ゲートを通ったら左手の体験交流ホールへ向かいましょう。



体験交流ホールでは伝統芸能上演「シノッ」や短編映像上映「カムイユカラ」の整理券配布が上演・上映開始の1時間前より始まりますのでタイミングが合えば入手しておきましょう。

体験交流ホールの更に先には体験学習館があります。



体験学習館では土日祝日に(臨時に平日開催される場合もあり)楽器演奏観賞,小さな紙人形劇「ポン劇場」,アイヌ語プログラム「ピリカ! ビンゴ アキ ロ」や有料での体験類が、体験学習館別館ではドーム型スクリーン映像体験「カムイアイズ」を楽しむ事が出来ます。
それぞれ定員がありますので注意しましょう。

まずはポン劇場をご紹介しましょう。


※画像は内覧会時の様子です

ポン劇場はオリジナルの紙人形劇を通して、アイヌに伝わる物語の紹介やおとぎ話のアイヌ語版を読み聞かせし、アイヌ語に親しむことができます。
話す内容はそのときのお楽しみ。雰囲気としては講談師と紙芝居を足して2で割って、可愛らしい雰囲気を加えたとでも言いましょうか。子供から大人まで親しみやすくなっています。
定員は52名で所用時間はおよそ10分です。

次は体験交流ホールの「シノッ」をご案内します。
※10月に当面の間は伝統芸能上演は「シノッ」のみを上演すると発表さま

アイヌの歌・踊り・語りで、道内各地と樺太のアイヌに伝わる歌と踊り、語りを多数ある中から6演目が上演されます。




※画像は内覧会時の様子です
※通常は撮影,録音等は出来ません

ウポポイを訪れる度に見学し、色んな演目を見ていくと良いでしょう。
「シノッ」の定員は272名で所要時間は約20分です。

次は体験学習館の楽器演奏観賞のご紹介です。


※画像は内覧会時の様子です

楽器演奏鑑賞ではアイヌの代表的な楽器であるムックリとトンコリの解説と演奏を鑑賞します。
トンコリは弦楽器で樺太から北海道北部にかけて使われていたそうで、人の形を表しているのだとか。
演奏と共に見ただけでは分からないトンコリの秘密を解説してくれます。
楽器演奏鑑賞の定員は52名で所用時間はおよそ15分です。

次は伝統的コタンのプログラムを紹介します。
10月まではポロト湖畔の浜辺では丸木舟操船の実演と解説がありました。



※冬季営業となる11月からは、このプログラムに替わりシノッチセで口承文芸実演とアイヌ語紙しばいが行われています。

伝統的コタンも見て歩きましょう。



博物館側から見て手前側から見ていくと、チセと呼ばれるアイヌ様式の家の制作現場があり、これを外側から見学します。
奥の方へ進むとポロチセ・ポンチセとあり、ポロチセではプログラムの無い時間帯に定員35名で、ポンチセでは午前9時から午後5時までに定員25名でそれぞれおよそ10分ずつの随時入れ替えで見学が可能ですので順繰りに見ていきましょう。





次は工房での織り・刺繍・編み物の織りの見学についてご紹介しましょう。





織りの場合は、実演者の左後ろにアイヌ文様の入った織物で作った衣類が並びます。
解説までの流れは木彫や刺繍と同様に進みます。
ここでの織物は木綿とは異なり、木の皮、樹皮を剥いで細くし、糸のようにしてから機織りの要領で織っていきます。
モニターには、実演者の手元の様子の他、どんな木を用いるのかや樹皮を剥ぐ様子などが映し出されます。
定員は36名で説明・実演はおよそ10分です。


伝統的コタンのポロチセではアイヌの暮らしと文化解説「コタンの語り」が平日,土日祝日ともに一日に複数回行われていますので見ていきましょう。


※暖かい時期は屋外ステージで行われていました

アイヌと北海道に関する身近な話や日々の暮らし,カムイとの関わりなどを解説してくれます。
11月からの定員は35名で所用時間は15分です。

また10月まではポンチセ横で仕掛け弓の実演・解説がありました。



アイヌが狩猟で用いた弓や罠について、その仕組みや使用場所などを実演しながら説明してくれました。
※冬季営業となる11月からは、このプログラムに替わりシノッチセで口承文芸実演とアイヌ語紙しばいが行われています。

次は体験学習館のカムイアイズをご紹介しましょう。
カムイアイズは横長の机の上にお椀を伏せて半分に割ったような形をした大きなドームの内側部分に映し出される映像を見ます。



ドーム内側に正対する形で着席するので前方に向かって左右180度、上90度までのぐるりと広い視界にスクリーンがあります。
最初はカパッチリの旅を見ます。



カパッチリとは知床半島や根室半島に来訪するカムイ、オオワシのことで、カパッチリの視点になって流氷が流れ着く道東の空を飛び回ります。



前方の眼下に広がる流氷と雪化粧をまとった岬の上空を駆け巡ります。
カパッチリの旅が終ると、次はチロンヌプの旅。



チロンヌプはとても身近なカムイ。キタキツネです。
雪深い森の中や流氷の上、湿原などを走ります。



カパッチリとチロンヌプの旅の結末がどうなるかは是非あなたの目でお確かめください。
カムイアイズの仕組みは理論的には単純で、ドームの外側にプロジェクターがあります。
ドームには小さく四角い穴が開けられており、見学者が着席する場所のすぐ前方に表面が球状の鏡があり、これにプロジェクターから映像を投射し、ドームの内側に映し出しています。



ゴーグル式のVRとは違い、360度全てをカバーする訳ではありませんが、空と陸それぞれのカムイの視点を疑似体験する事が出来、ストーリーの秘密を知るとアイヌの世界観をより深く体験出来ます。
カムイアイズの定員は26名で所要時間はおよそ10分です。

続いてのご紹介は体験交流ホールでの短編アニメ上映「カムイ ユカラ」。



スクリーンと床に映像が映し出されるダイナミックな演出でアイヌに伝わる物語を見る事ができます。
定員は272名で上映時間は30分。

11月からの開園時間は午後5時まで。
午後5時以降の帰りの列車は5時11分発の特急すずらん9号か、5時41分発の特急北斗15号に乗ると良いでしょう。

さて、この辺でお時間となってしまいました。
ウポポイ開業記念特集後編はお楽しみ頂けましたか?
30分限定ラジオ観光大使、今回はここまで。​​​​​​

※2020年8月9日放送分
※2020年9月~11月1日ブログ用編集加筆,修正、11月1日公開







Last updated  2020.11.02 00:13:46



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