カテゴリ:マネー
昨年、店頭FXの税制優遇措置について改正がおこなわれると発表があった。いまのところ店頭FX(要するにFXプライムとかマネーパートナーとか一般的なやつ)は利益が出れば出るほど税率が上がっていく仕組みだ。例えば年収700万だとして、なんとFXで300万稼いでラッキーと思っていると、年収としては1,000万になってしまい、FXで稼いだ300万部分は36%とかありえない税率がかかるということだ。あの4億円脱税主婦は8億稼いだので50%の税率が適用されて、4億となったということ。(実は10億以上稼いでいたとかいうはなしもあり)
でも、これが来年(2012年以降)なら一律20%となって、2億得することになるという話。 残念ながら今年は適応されていないから、天下り機関の「くりっく365」か「大証FX」を使わないと20%税率は適用されないということらしい。 ひどいよね、取引所FX。シンプルに行こうよ、シンプルに。 ---------------以下、引用 店頭FXに20%の申告分離課税適用、証券優遇税制は2年延長 - 税制改正大綱 2010/12/17 政府は16日、2011年度税制改正大綱を閣議決定した。これによると、現在、総合課税としている店頭FX取引に係る所得について、「くりっく365」など取引所FX取引に係る所得と同様に、20%の申告分離課税とした上で、両者の通算及び損失額の3年間の繰越控除を可能とするとしている。 店頭FXへの20%の申告分離課税の適用は、2012年1月決済分以降となる。税制改正大綱ではこの目的について、「金融商品間の課税の中立性を高める」ことを挙げている。 また、現行の上場株式等の配当・譲渡所得等に係る10%軽減税率「証券優遇税制」(2011年12月末が期限)について、税制改正大綱では、「公平性や金融商品間の中立性の観点から、20%本則税率とすべき」としながら、「景気回復に万全を期すため」として、2年延長することを明記。2014年1月から20%本則税率とするとしている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.05.17 01:31:55
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