2020年02月28日 (金曜日)
日記自由とは 2020年02月28日 (金曜日)自由とは、“何をしてもよい”ということではありません。自由の言葉の中には相手が見えて来ます。だぁってそうでしょう。ひとりなら改まって「自由」なんて必要ありません。ひとりなのですから、それこそ自由気ままに過ごせばいいのです。ところが相手がいるとそうはいきません。相手がいるから自由の良さがわかるのです。ということは、本当の自由とは、“お互いを思いやること”からしか見付けにくいことなのかもしれません。世見新疆ウイグル自治区 2020年02月28日 (金曜日)中国の人口は世界一です。一人っ子政策で、近年中にはインドに抜かれるかもしれませんが、1,433,784人も中国で暮らしている国です。この国では9割以上が漢民族で、彼らが政治や経済を担っているのです。漢民族以外といいますと、中国には56の少数民族がいます。不利益を被ることも多くあり、中国からの独立をしたいと思っている民族もいます。その中でも新疆ウイグル自治区で暮らすウイグル人は、深刻な状況に追い込まれているのです。ウイグル自治区は中国に編入されて65年も経つのに、未だに文化や宗教が異なる中国への帰属意識が育つことはありませんでした。中国はといいますと、彼らが望む独立を認めたくはありません。そりゃそうでしょう。この新疆ウイグル自治区はエネルギー資源の宝庫なのですものね。ウイグル族の人口は840万人。ウイグル自治区を拠点としていましたが、大半が南疆に居住させられました。祖先はといいますとトルコ系の一部族とされていて、ウイグル語とアラビア文字を使い、イスラム教を信仰しているのです。信仰というのは根強く、直ぐに崩れることはありません。信仰が道教・儒教・仏教の中国とは交わることはないと思われるのです。私のように無宗教だと信仰心は一神ではなく、関帝廟に入っても、教会に入っても、モスクに行っても、お寺や神社に出掛けても手を合わせます。イスラム教を信仰するウイグル族の人々は、今後も中国に歩み寄りはしないでしょう。資源の宝庫だけではなく、中央アジアやイランなどから供給される原油や天然ガスの通行路でもあり、中国としてはウイグル族のこの場からの追放を望んでいるのか、漢民族を移住させる政策を進めていますが、このことで紛争を激化させることになったのです。