向日葵が太陽求め細胞が愛呼ほしがる真夜中の月
★ 瘋癲老仁妄詩 2401――☆★☆―――――――――――――――☆★☆――向日葵が太陽求め細胞が愛呼ほしがる真夜中の月――☆★☆―――――――――――――――☆★☆―― 命の元は、太陽なんですね。 きっと、愛の元も、太陽なんでしょうね。 太陽が大元の命と愛は同胞なんです。 向日葵の命が太陽を求めるように、 老仁の愛は、やはり、太陽を求めています。 今では、愛呼が、老仁の太陽なんですよ。 太陽のある限り、 命は生成し、 愛は湧出するんです。 今では、太陽が命の元であるように、 愛呼が細胞に住みついて、 体内を遊泳しているんです。 時々、夜になると、 気まぐれ愛呼は、 銀河の外へ遊びに行ってしまう。 愛呼、愛呼、 細胞が愛呼を呼ぶので、 魂が愛呼を追って、 銀河の外へ遊びに行きます。 銀河の外はあんまりおもしろいので、 魂は、ついつい、道草してしまいます。 愛呼を探すことも忘れてしまいます。 帰ってみると、 愛呼は細胞の中で、もう、眠りに入っているのでした。 トカトントン、トカトントン、 遠くで音がして、 月の光はやわらかく 地上に降りそそいでいました。〇-----*****************************************-----〇★★★ 『 現実と理想の狭間漂いて蒼ざめし時甦る時 』瘋癲老仁妄詩 1603♪♪♪ ★★★ 『 炎帝と愛呼が吾を空にする 』瘋癲老仁妄詩 1101♪♪♪ ★★★ 『 細胞に夏の太陽宿りけり 』瘋癲老仁妄詩 1103♭♭♭ 〇-----*****************************************-----〇