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カテゴリ:足
来店されたお客様の症状です。ゴルフのプレー中に、すねの筋肉が痛くなったそうです。特に痛むのが、足裏を反らす、アキレス腱伸ばしのような動きです。通常ですとふくらはぎが伸びるのですが、前側が伸びるというか痛いそうです。
診ると、股関節が外に開き、外側に重心が掛かっています。歩行時に足の親指にあまり体重が乗っていないため、足の外側の筋肉(すねにある前頚骨筋等)に負担が掛かっています。ですから、すねのあたりの筋肉を緩めれば解決すると思いましたが、症状は変わりません。 さらに詳しく診ると、膝が過伸展しています。膝の過伸展とは膝が伸び過ぎて止まることができずに、過度に伸展して前方に反ってしまうの事です。そうすると膝蓋骨の周囲に痛みが生じてきます。これを前方膝痛症候群と言います。それを防ぐには、膝の後ろに存在する膝を曲げる筋肉であるハムストリングを同時に鍛えることが必要なのです。そうすることにより、膝が過伸展するのを防いでくれます。 足の前側の筋肉が縮まり、裏側の筋肉は弱くなり伸ばされてしまっていたのです。ですから、前側の筋肉を緩めるのと同時に裏側の筋肉を鍛えることで楽になりました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年01月20日 11時26分16秒
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