カテゴリ:つれづれ
生憎の曇り空でしたが、風が強い分雲の流れもとても速く きれぎれながらも拝むことが出来ました。 冴え冴えという形容がピッタリの、眩しいくらいの青い光のお月様。 どんどん流れていく雲の間から現れる様は、 まるでお月様のほうがぐんぐん移動しているように見え、 見上げるうちにめまいを覚えるよう。 いつまで見ていても飽きないほどでした。 もう何年もお月見なんぞしておりませんでしたが これはたしかに、お団子でも用意してゆっくりと眺めていたいもの。 暦上の中秋の名月は昨日だったようですが お月様ご本人は今日が満月だそうですよ。 お天気のよい地方の方、今夜は空を見上げてみては如何でしょう。 中秋の名月、と言えば。 夏の終わりに、「横山大観展」に行きました。 大観の絵にはあちらにもこちらにも月が描かれていますが 他のものがとても繊細なのに対し、 月だけは何故かのっぺりと平坦に、まるで色紙を切り取って貼ったように描かれています。 何故なんでしょうね。 絵画にはあまり明るくないのでよくわかりませんが 何か理由があるとしか思えません。 どなたかご存知でしたらご教授ください。 大観展で私がとても心惹かれ、いつまででも眺めていたい、と思ったのは 「中秋無月」という作品だったのですが、 これがどうもあまり有名でないもののようで パンフレットにも画集にもお土産の絵葉書にもついておらず。 まぁ、どの展覧会に行っても私の気に入るものと言うのはそんなものなのですが もう一度見たいと思っても絵葉書ですら見ることが出来ず それがとても残念です。 ![]() 何故今年だけお月見などする気になったかと言うと 鈴さん、なんですね。 鈴がヒートが長引いてまして、長いことお散歩に行けないものだから 夜にお庭で遊ぶ習慣が出来ているのです。 なので、昨夜のお月見は半分は鈴との庭遊び。 月夜の中の鈴さんは、 モコモコとした中に目だけ赤く光り、 まるでタヌキそのものでした。 月があまり綺麗なので、鈴を抱き上げ無理やり見上げさせようとしましたが なんだかとても迷惑そうでした(*^.^*) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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