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カテゴリ:エレキギター
実家に行ったとき、出かけたときにも練習したいなぁ。なんて思うこと数年。
『娘にミニギター買ってやろうかな』とネットサーフィンしていて目に留まったミニギター。 そんなグラスルーツのミニレスポールを中古で15,000円で購入しました。 ミニギターはスケールが短いので弦のテンションが弱くて弾きにくいらしいのですが 比較的コイツはテンションもしっかりしているとのこと。良いではないか! 写真映えも良好です(笑) 太いゲージが必須とはなりますが、確かにしっかりとしたテンションがかかっていて練習にはもってこい。 ただ良くも悪くも安ギターなので各部の処理の甘さ、コストダウンによる加工精度の低さが気になってしまいました。 それこそ高級機種と比べるのは間違いですが、プラパーツの断面が凸凹でギザギザ・・・お粗末すぎるだろ! とは言え、価格の割に楽器としては全然あり!特に弾き心地に重要なネックや指板、フレットの処理なんかは丁寧に仕上げられていて 弾くに当たって重要な箇所は手を抜いていないのがESPらしいなと敬意を感じます。 自宅に届いて数回弾いて『やっぱ。この精度は無ェだろ・・・』と気になってしまい分解。 そして、いつものヤル気スイッチが入ってしまったのでした(汗) コイツを唯一無二のエイジド仕上げにしたら面白ェんじゃねェか・・・二ヤリ。 とは言え、全体の塗装はポリウレタンなのでラッカー塗装のようにクラックを入れるのは至難の業・・・というか不可能。 傷を付けて演出することは可能ですが激しすぎる傷は恐らく嘘くさくなるだろうな・・・と感じたわけです。 ですので今回は、ギブソンで言う『VOS仕上げ+α 』を目標にエイジングしようかなと。 ★コンセプト:『 ミニギターが 40年経過 』 ● 塗装:全体を研磨し、使い込んだかの様な艶のアンバランスさを演出する。 ● ボディ:ハンドメイドで計算された位置にクラック・傷・打痕、靴墨を入れて傷の出来た新旧を演出。 ● 金属パーツ:一度傷を付けてサンポールで酸化させて調整・・・の繰り返しでリアルエイジング。 ● プラパーツ:ツメの甘い形状を成形し直し、ヴィンテージカラーへ着色。その後、靴墨や傷を入れてヤレ具合を調整。 ● ピックアップ:ショボすぎるのでセイモアダンカン SH-4(エイジングします)へ変更。 ● ペグ:安価なクルーソンタイプ故にチューニングがすぐ狂うのでゴトー製 マグナムロックへ変更。 ● ナット:牛骨・デルリン・ヴィンテージナイロンいずれか ● コンデンサ:良さげなやつへ(可能かは謎) ● ピックアップセレクター(現在ダミー):ダイレクトスイッチとSTD出力の切り替え(可能かは謎) この時点で娘用ではなくなってます。 コイツは俺が使うミニギターだ!!! まずプラパーツの断面はヤスリがけして本来あるべき姿に戻します。 成型が雑で電動カッターで切った断面が処理されておらずボコボコの切りっ放しの断面。 学校に通う学生が練習したものを採用しているのか? という程度のクオリティだと言えます。 これをある程度、均一な状態に削って戻し、終わったらヤスリで傷を付けて全体をブラウンに着色。 後に削って経年変化によって変色したかの様なグラデーションをつくり、細かい番手で再び部分的に艶を出します。 仕上げに靴墨を入れたら・・・ エイジングパーツの出来上がり!! アイボリー単色パーツがこの様にエイジングされ、あたかも長年使い込んだかの様な仕上がりと貫禄。 使用時間は全部で約60分程度、材料費だけで言えば100円以下。 本体はと言えば、ネック接合部やナット装着部分等、負荷がかかる部分に対して塗装の割れを演出。 全体的にも塗料が痩せて割れてきた的な雰囲気を出してみました。ポリウレタン塗装だとこの辺が限界でしょう。 全て計算した位置に手掘りでダメージを蓄積。画鋲で削って靴墨入れて・・・みたいな感じです。 薄い傷だとリアリティがないので部分的に深く削ってますが、お陰様で指が水膨れになりました。 ・・・痛いぜ! 職場の指紋認証が反応しないぜ・・・。 つづく。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
November 29, 2021 06:01:23 PM
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