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赤組☆へべれけ観戦記

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2005年04月17日
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 今日は岡山では注目の3チームのゲームが同時に開催されました。
 【JFL】  13:00 三菱水島FC-流通経済大(笠岡)
 【L1】   13:00 岡山湯郷ベル-浦和(美作)
 【天皇杯予選】13:20 ファジアーノ-SCD(倉敷) 
 数少ない岡山のサッカーファンが3会場に別れるなんてもったいない気がします。同一会場開催とか、日程をずらすとか、これから、いろいろと工夫の余地があると思います。
 で、どのスタジアムに行くかというのは、踏み絵のような気がします。(笑)

 で、私は笠岡陸上競技場へ。JFLの第4節になって、やっと参戦できました。
 12時過ぎにスタジアムに到着。駐車場は十分にあり、問題はないと思います。
 バックスタンドの外にはロープが張ってありましたが、タダ見は可能なんでしょうかか?
 スタジアムの入り口付近に、テントが二張りあり、そこで、ボランティアの方々が、チケットの販売、クラブ会員の募集、会員への招待券の引き替え、それに、チームのオフィシャルグッズを販売していました。
 オフィシャルグッズでは、Tシャツ、帽子、フラッグなどが販売されていて、好調な売れ行きで、私は、TシャツとJFLのオフィシャルガイドブックを購入しました。
  

 メインスタンドに上がると、鮮やかな青いトラックが目に入ってきます。
 芝生はもっと青いイメージだったけれど、随分と枯れた感じです。
 オープン当初は緑のスプレーを吹きかけていたけれど、それがはがれてきたとか。(笑)夏芝だそうなので、夏になると鮮やかな緑色になるそうで、水島FCの調子も同じように夏に向けてあがってくれるとありがたいのですが・・・。

 メインスタンドは、すでに多くのお客さんが来ていました。メインは公式には収容人員550人くらいだけれど、座席はベンチ式になっており、ゆったり座れば400人が限度といった感じです。
 テレビ局のカメラも2台。そのうち1台は地元のCATV局の笠岡放送。

 客層は、20代の若い人が多いような印象を受けました。女性ファンが多いですね。ゴール裏、バックスタンドの芝生席では、家族連れがまったりと観戦という雰囲気。
 

 三菱水島FCには、サポーターグループがいないので、基本的にはスタンド静かで、好プレーやピンチのたびに、拍手や歓声、ため息が起きるといった感じです。
 昨年末の高知や淡路島での地域リーグ決勝大会と違って、ここはホームスタジアム。場内アナウンスで、水島FCの選手が紹介されると拍手がわき起こるなど、随分と華やかな雰囲気はあります。
選手入場も地元の保育園児と手をつないで入場は、なんともほほえましい光景です。
 
 

 今日の対戦相手の流通経済大学は、水島FCと同じ新規昇格組で、昨年末の地域リーグ決勝大会で水島FCが3-1で破った相手。
 さらに、相手のベンチ入りのメンバーの背番号は、30番台~40番台で、あきらかに1軍選手ではない。
 流通経済大のサイトによると、昨日は関東大学1部リーグがあり、今日は、JFLのほかに、ジェルテックカップ、茨城県社会人リーグと2つのゲームがある。
 
 こんなことを考えあわせると、スタンドの雰囲気も、今日はJFL初勝利が達成できるという期待感にあふれていました。
 ただ、唯一の心配材料は、GKの守護神渡辺選手がケガで欠場していることくらい。

 そんなムードが選手にもあったかどうかはわからないけれど、中盤を流経大に支配されて、受け身になり、前半9分、13分と立て続けに得点されて、いきなり0-2の窮地に。
 選手1対1の場面で、明らかな技術の差がなく、スピードやボールに対する執着力では、流経大が上回っており、水島FCは前へパスが出せず、すぐに囲まれてしまってボールを取られたり、狭いエリアでの細かいパスもことごとくカットされて、前半はほとんどチャンスらしいチャンスはなかった。流経大のスピードと思い切りのいいシュートが目立ちました。

 
 私は、「げんなおし」に、後半はバックスタンドに移動し、観戦です。
 バックスタンドでは、地元の高校のサッカー部員が太鼓を叩きながら、声をからしての水島FCの応援。彼らも自分たちのゲームがあるときは、スタジアムに来られないんでしょうね。
 メインスタンドからもバックスタンドからも、陸上のトラックの外にもう一つ幅跳びなどのコースがあって、スタンドからの距離が遠く、さらに、バックスタンドは高さがないので、やや見づらい気がします。
 
 

 後半は、水島FCが風上に。ここのスタジアムは海に近いため、いつも風が強く、陸上競技ではほとんど追い風参考記録になってしまうそうです。 
 

 後半になって、風も強くなり、水島FCの動きもよくなって、後半7分には坂口選手のゴールで1-2と1点差で、大声援がわき起こります。
 流れは完全に水島FCかと思われたけれど、その後は両チームともに決め手に欠け、流経大の選手が1名退場となって、かえって流経大の守備の意識が高くなり、攻めあぐんでロスタイムに突入。
 ロスタイムの3分での奇跡を信じたけれど、懸命に攻めるも、逆に致命的な1点を失い、万事休す。
 

 JFL初得点は見られたけれど、初勝利は、またまたお預けになってしまいました。
 

 水島FCが目指すサッカーの形が、今日は全く見えてきませんでした。JFEのような走るサッカーでもなく、ヴェルディのような、細かくつなぐサッカーでもなく、徹底して両サイドから崩すような形でもなく、FWの個人技に頼るわけでもなく・・・。
 昨年の地域リーグ決勝大会で、下馬評の高いチームに果敢にチャレンジして、世間をあっと言わせたようなときの気迫が感じられません。
 相手チームがどうあれ、今年は、JFLへのチャレンジャーなんだから失うものはないはずです。もっとゴールへ!ゴールへ!という意識をもってほしい。

 さて、今日の観衆は641人。前回の698人から減っているけれど、対戦相手からすると健闘しているといえます。
 次回のホームゲームは、5月4日(祝)の鳥取SC戦。ゴールデンウィーク中であるし、鳥取からのアウェイサポも期待できるから、一気に1000人台といきたいところです。
 しかし、厳しいことを言うと、今日来てくれた観客に、また、スタジアムに来たいと思わせるようなゲームだったとは言い難い。
 ただ、水島FCは完成されたチームではなく、成長過程のチームで、今、たまたまた最初の壁にぶちあたっているだけだと信じたい。
 私たちサポは、クールな視線とあたたかいハートをもって、これからもサポートしていかないといけないですね。 

 岡山の西端の小さなスタジアムでのゲームだけど、スタジアムの雰囲気からは、岡山のサッカー界も大きく変わっていくような胎動を肌で感じました。
 それから、ゲームの運営に携わっていたスタッフのみまさま、本当にお疲れさまでした。





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Last updated  2014年08月18日 23時32分41秒
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