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身体の不調は、じっくり休めば治るけど、
喜怒哀楽の感情は、その日のうちに吐き出さないと… ということで、何とか書きます。 前の記事の続きです。
私は精一杯、怒りを抑え… 洗面器を持ち出し、水をくみ、 他人の飼い犬のした、おしっこを水で流した… 私道は排水を考えて少し球面になっているので、 どうしても、その犬の飼い主の家の隣家の門前に流れていってしまうのだが… 何もしないよりはマシである… その後、雷雨が来たので、 キレイに流れてくれたであろう… でも、そういうことじゃないですよね… 雨が降るから何の始末もしなくていいってもんじゃない。 実際、気を遣う飼い主の方は、 散歩時に洗浄用水の入ったペットボトルを持ち歩いてますしね。 その飼い主の家の前って、タバコの吸い殻が捨ててあったり… 家の並びの環境を悪化させている元凶の内の1軒なんです。 ■犬が苦手な私 私は幼児期を都内の住宅密集地のアパートと、 かなり大規模な団地で育ったので、 犬が苦手である。 私の友人にも幼少期を団地で過ごした男がいるのだが、 やはり、彼も犬嫌いである。(私以上に) 当時(35年くらい前)は、 都内の住宅密集地で犬を飼っている人なんていなかった。 今は団地ですら飼っている人が結構いるけど… 当時は絶対にいなかった。 なので、私は5歳くらいまで犬という生き物を見た記憶がない。 幼稚園の年長の時に郊外に引っ越し、 よく遊びに行く友人宅で犬を飼っていたので、 その後、少しは慣れたが… まだ慣れる前の小学校低学年の時に、 その友人が家の中で私に向かって犬を放して、 泣きながら逃げる私を見て笑ってました。 (まぁ、これは今となっては笑い話ですが…) ![]() その同時期に近所にバカ飼い主として有名な婆さんがいて… その飼い犬がシェパードだったんです。 庭の中で放し飼いにしてるのは、まだしも、 庭の外でも放し飼いにしてたんですね… 近所の公園でも「訓練」と称して放していました。 小学生の私は、そのシェパードに走って追いかけられたのです。 シェパードといえば、かなりの猛犬です。 小学校低学年の私にとっては尚更… 何とか逃れようと川沿いの金網によじ登ったのを覚えている… それがトラウマとなっている… その犬、警察犬の訓練に失敗したバカ犬だったんです… 飼い主もバカなら、犬もバカで… 訓練の失敗で口笛を吹くと襲いかかってくるようになったらしく… 東京生まれなのに、特に犬嫌いでない父は、 その10年近く後、その家の犬に口笛を吹いて脚を噛まれたのである。 2代目のシェパードだった… 私と似たような性格だった父はババァに言った。 「こんな犬、放し飼いにしてちゃ危ないじゃないか!」と。 そしたら、返って来た言葉が… 「自分ン家の屋敷ン中で話してて何がわるいんだ!」 …呆れますよね。 私道とはいえ、大勢が通る道路ですよ! 当時、既に70歳を過ぎた婆さんである。 そんな婆さんが、シェパードのような大型犬を飼っていることすら危険である。 ちゃんとリードをつけていたとしても制御不能であろう… というか… 完全にボケが始まってたんでしょうね… 同時期に同じ会社が開発して建った住宅の住人なので、 建坪も造りも、ほぼ同じ。屋敷って… 多分、昔、田舎のお屋敷かなんかに住んでたんでしょうね… まぁ、その周囲も我々が生まれた頃くらいまでは、 田んぼの跡地の原っぱだったらしいから、 犬を放してても問題なかったんだろうけど… その家には爺さんと、すでに中年の域に入った息子がいたのだが、 じいさんはアル中で、時々、近所の酒屋との間に転がってるし、 息子は気性の激しい老母に反論できない人間だったのである… 今思うと、何でその時に保健所に連絡して、 許可を取り消させなかったのだろうと思う。 ちなみにうちの他の家族は・・・ 母は田舎育ちで実家は農家。家畜も飼っていたらしいのに、 犬はあまり得意ではない。 近所に、しつけの良い中型犬がいるのだが、 その犬が庭先にいる時は、 お裾分けなんかの用事でも、その家に行かない。 弟は、ほぼ私と同じ環境で育ったのであるが、 心身ともに私より、だいぶタフに出来ているので… 表面上は大丈夫そうである。(一度も犬と戯れてる姿は見たことがないが) 多分、内心は、ちょっと苦手なんじゃないかな・・・ と私は思っている。 弟はバツイチなのですが… 元妻の実家が犬を飼っていて、 結婚してる間は、その近所に住んでたので、 頻繁に行っていたらしいのだが… その影響で姪っ子は全然大丈夫みたいですね。 弟の離婚後、2年間くらい実家で一緒に暮らしていたのですが、 近所のおばさんが買う犬と、よく遊んでました。 ただ、やはり一度吠えられたりした犬は怖かったらしいです。 当時、小学1~2年でしたが… 閑話休題。 私も、いい加減、大人なので… 全ての犬が嫌いなわけじゃないんです。 マナーの悪い飼い主と、 その飼い主に飼われている、しつけのなっていない犬が嫌いなのです。 つい先日も、自転車に乗った私の前に、 角から中型犬が飛び出してきた。 逃亡? 今時ノラ犬? と思ったら、 その後から犬の名を呼びながら原付に乗った爺さんが追いかけってった… 放し飼いの散歩である… まぁ、昔から、そういう輩はいたが… 今、犬を飼っている人が、あまりにも増えから、 マナーを守ってる人も増えてる一方、 守らない人も増えてるんですよねぇ… 今のペットブームが異常なんだと思います… 犬が嫌いだっていうと、 それだけで、不思議に思う人までいる。 世の中、全員が犬を好きだと思っている人も… マナーの悪い飼い主というのは、 大抵が、そういう人である。 放し飼いや、糞尿の始末は当然だが、 小型犬の鳴き声だって、犬嫌いの人間からすればストレスなのである。 そもそもペット用の犬なんて、異常な品種改良がされて、 動物としての正常な機能が破壊されている犬種も少なくないと聞く。 そんな犬を、かわいいからという理由だけで飼う。 欲しがる人がいるから、需要と供給で、 生き物がおもちゃのように品種改良=開発されているというのに… 「ペット=PET」を日本語訳すると「愛玩動物」。 玩具なのである。 保健所は殺処分待ちの犬で多いらしい… 犬に罪はないのに… あの人たちも「ペット依存症」という現代の心の病の一種を抱えてる… 本人達は、それでストレスを解消しているのかもしれないが、 それをストレスに感じている人もいるのである… 飼うのは構わないが、ルールとマナーは守って欲しい。 →続きます。(現在、執筆中。) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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