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私は転移を告知された(始めの)頃、「お腹を強く揺すったりすると癌を刺激して悪化させるのではないか?」との不安感がありました。その為に、背中を丸めてお腹(がん)を(かばう)ような仕草になり、それに辛さなども加わるから余計に肩を落として下向き加減で街中を歩いたりしながら日々を過ごしていました。同じ様な体験(弱気)をされた方は多いはずです。
但し、私たちが胃や腹痛、腰痛、痔などを抱えると、同じ様に背中を丸めて身体をかばうような仕草を取ります。これは誰もが備えている防衛本能であり自然体です。しかし、私は「癌もこれが通用するのか?」と自問しました。 例えば「激しい運動をしたり、お腹を左右に振ったりすると癌細胞が周辺に飛び散ったりして進行(悪化)を早めるのであろうか?」との疑問です。 そこであれこれ考えてみたが、私の場合は「かばう」必要はないとの結論に至りました。「憎き癌めをこんなにしてまで守ってやる必要はない!」と結論できたら余計に癌が憎たらしくなって「負けてなるか!」の開き直りです。 それからは街中を歩く時は意識的に胸を張って歩いたり、朝の散歩では癌の居心地を悪くさせるための豊富なメニューを準備して(癌いじめ)に専念しました。 涙が出るほどに気持ちが落ち込んでいても、副作用で激しく胃痛や下痢が襲っていても、歩く時はしっかりと前方を見据えて胸を張って歩くことを心がけました。これが「久禮流」元気療法の原動力であり基礎となりました。(続く!) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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