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ロシア生活2004-2012

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koshka0467

koshka0467

2004/12/09
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さてこのルギアでは、見たい文書のタイトルと年、番号などを
備え付けの用紙に書いて提出すると、
2日後のお昼に出してもらえます。
つまり月曜にルギアに初めて行って申請した私は、
水曜の昼にようやく見られるわけであり、
お昼前にいそいそとルギアに向かったのでした。

ところが。
カウンターで利用証を出すと、長髪で細身、全身黒服の、
一見女に見えるけど男の司書サーシャが私を呼び止めます。
曰く、月曜に私が書いた請求番号が全部間違っていたと!

私は今回、ルギアでの申請を早く済ますために、
過去の研究書で史料の番号を調べて、メモしてきました。
それは「111281」というような6桁の番号。
ところが今は、新しくつけられた3桁番号なのだと言うのです!
たしかにルギアに来てカタログを確認したとき、
3桁の番号が書いてありました。
だけどその上に、昔の6桁の数字も書いてあったんだよぅ・・・(涙)

サーシャは「もう一回カタログを見て書き直して」と言いますが、
時すでに水曜日。つまりこの日に申請を出しても見られるのは金曜の12時。
そして金曜は、ルギアは13時に閉まるのです。たった1時間!?
私ががーんという顔をしていたら、サーシャは「いつ帰るの?」
そこで土曜と答えると、彼も返す言葉がありません。
金曜半ドンなどという施設は当然土日はお休みです。
せっかくペテルブルクに1週間来たのに、
ミスで私、なんにも見られないってこと・・・?

ひどくへこんだけれども、気を取り直して金曜日。
1時間で集中して、できるかぎり必要なページを書き出して
コピーセンターに注文を出すぞ、と気合を入れてルギアへ。
でも1時間はやはり短い。後半に入ったところで1時になり、
サーシャが閲覧室にやってきます。
あーもうだめだ、片付けろって言われちゃう。

ところが彼は「まずクロークに行って、コートと荷物を取ってらっしゃい。
クロークが閉まっちゃうから。」と言うのです。
「?」と思って、「ここも片付けるんですよね」と言うと、
「そのままでいいから。」「・・・まだやっていいんですか??」
「うん、だからそのままにしておきなさい。」
助かった~!なんていい人なの~サーシャ!

おかげでコピーしたい部分を見つけて、
注文書に書き出すことができました。
あー助かったなー。





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Last updated  2004/12/15 12:53:11 AM
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