『エンドロール! 末期がんになった叶井俊太郎と、文化人15人の"余命半年"論』叶井俊太郎著を読んで。
『エンドロール! 末期がんになった叶井俊太郎と、文化人15人の"余命半年"論』を読んで。僕と叶井さんの接点なんて、この本の中に出てくる方々に比べれば薄っぺらくて吹けば飛ぶようなそんな感じ。たぶん挨拶をさせて頂いたのも1,2回だったと思うけど、叶井さんがプロデュースした「日本以外全部沈没」や「ギララの逆襲/洞爺湖サミット危機一髪」等に出演させて頂いたことは僕の心の宝物になっているよね。また、叶井さんの人生をモチーフにした月9の「東京ラブシネマ」では劇中で江口洋介さんが敬愛する「バンコクの二挺拳銃」という映画のポスターと劇中劇に僕が出ていて、江口さんがピンチの度に、ポスターを見て奮起するという場面が毎回あり、なんかそれは最早、叶井さんは関係ないんじゃないかと思うけど、それでもやっぱり、叶井さんの話に「東京ラブシネマ」が出てくる度、ふと思い出すんだ。監督は当時、バリバリの人気女優、江角マキコさんの旦那だったなぁとかね。末期がんで余命宣告された方の死生観と、僕の死生観と並べる程、僕は無粋じゃないけど、余命何カ月って言われたらっていうテーマは小学生の時から考えていたな。そして、その考えもずっと変わってないんだよね。ま、僕の場合だけど・・・。さて、来る12月16日,17日「第1回東京国際叶井俊太郎映画祭」がヒューマントラストシネマ渋谷で行われ、なんと「日本以外全部沈没」が上映されるってさ。いやー、チケット取れるかなー。久しぶりにスクリーンで観たいなぁ。何にせよ、状況が状況だけに叶井さんが来られるかどうか分かんないけど、とりあえず「ムカデ人間」と「日本以外全部沈没」のDVDは持って行こうと思っている。