カテゴリ:大田区史跡
大田区側にある大森貝塚の碑 今朝も、透明ワンコのリッキー&ノエルと一緒に、朝のお散歩へ出かけた。 途中で、シーズーのまめ君に会ったので、沢山ナデナデしてあげた。 その後、ヨーキーのそら君とパピヨンのマナちゃんに会ったので、沢山ナデナデしてあげた。 万福寺では誰にも会えなかったが、最後にテリア系ミックス犬のジュエリーちゃんにも会えて、今朝も楽しい朝のお散歩になった。 昨日は駅前の100円ショップ(ダイソー)で買い物があったので、バスで駅迄出かけた。少し時間が有ったので、久しぶりに大森貝塚へ行ってみた。 大森貝塚は、大田区と品川区にまたがっていて、縄文後期から晩期にかけての遺跡で、 国の史跡に指定されている。1877年(明治10年)6月、アメリカの動物学者E・S・モース博士が、横浜から新橋へ向かう途中の汽車の窓から、大森駅を過ぎて直ぐの線路脇の崖に、貝殻が堆積しているのを発見し、日本で最初の科学的発掘調査が行われた。それまで日本には考古学は存在せず、この大森貝塚の発掘調査は、日本の近代的考古学の出発点となる記念すべき出来事であった。出土品は、多種類の貝殻をはじめとして、土器、 土偶、土板、石斧、石鏃、人骨片、鹿やクジラの骨など多様で、 これらはすべて東京大学に保存され、国の重要文化財に指定されている。 大森貝塚周辺を整備して作られた品川区立大森貝塚遺跡庭園へ行くと、アメリカの動物学者E・S・モース博士の像や貝塚展示ブース、大森貝塚の碑などを見る事が出来る。また、貝層標本も保存されていて、貝殻が堆積している様子を実際に目で見ることができる。庭園の中央部にある縄文の広場では、30分毎に霧を発生させ、時間を超越した幻想的な空間を演出していて、周辺はとても涼しかった。 尚、大田区側にある大森貝塚の碑に刻まれている文字は『大森貝塚』ではなく、『大森貝墟』となっていた。発掘当時は『貝塚』ではなく、『貝墟』と呼ばれたらしい。昨年が145周年だった様で、看板が出ていた。 大森貝塚(品川区立大森貝塚遺跡庭園内) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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