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2018.07.03
カテゴリ：W杯
さすがにこれの他、タイトルが浮かびませんでした
妙に２点もリードしてしまったのが悪かったのか。サッカーは次にどちらに点をとるかによって、２－０という展開が最も危険だといいますが、その通りになってしまいました すべて「たら」「れば」になってしまうのですが、やはり２－０から開き直った相手に逆転されるというのは、問題があるのでしょう それでも私は２度ほど勝った、と思った瞬間がありました。先制して浮かれた直後に放たれたアザールの強烈なシュートがポストに助けられた時、もうひとつは２点リードの後、完全に空中でフリーになったルカクがヘディングシュートを外してくれた時です。どちらも超ラッキーわけで、そりゃもう勝つでしょう、としたもんです ところが、そこからアンラッキーで暗転。相手の放ったヘディングは、おそらくゴール前への浮き球なんでしょうが、そのままフワリとゴールネットに吸い込まれ、ベルギーがすっかり息を吹き返してしまいました。ただこれはアンラッキーだけで片付けられるかどうか。その前のプレーの川島のパンチングが中途半端で味方の頭をフワリと越えて敵に渡ってしまいました。処理に余裕があったので、もっと明確にプレーを切ってほしかったし、吸い込まれるのを見上げるだけというのは、ちょっと問題ではないでしょうか もうひとつは選手交代。一時は２点リードしていて、後半３０分過ぎまで手を打たないのは、どうなのでしょう。ただしこれは難しい。おそらくリードを保っていれば原口に代えて酒井高、柴崎に代えて山口という守備のカードを切るつもりだったのでしょうが、あっという間に同点に追いつかれてしまい、逆に切れなくなってしまったのではないでしょうか ただ右サイドは前半からアザールにいいようにやられていて、かなりバテが来ていました。敵が明らかに高さで勝負してきたのですから、そのタイミングでボールの供給源を断つべく、右サイドの交代をしてもよかったのでは。しかし「アザールは代表では輝けない」と言ったのは、どこの誰？今日は完全にチェルシーのアザールでした。個人技では２人以上でかからないと止められませんでしたから。アザールに複数の人間がマークに付くため、必然的にどこかに穴が空く形になっていました。それに対してルカク対策は「もう１度やれ」と言われてもできないほど完璧でした。おそらくルカクを抑え込むのが第一だったのでしょうが、アザールは止めきれなかった。まぁ、レベルを考えると、しょうがないけど そんな理由から交代カードが遅れた理由もうなづけるのですが、今大会で初めて指揮官が選手交代で迷いを見せた気がしました。カードを２枚で止めたのは、もし１点でも勝ち越されると攻撃のカードを切るために温存していたのだろうと思います。ただあの時間帯で勝ち越されると、さすがに打つ手がありません。そういう意味では、２点を追うベルギーが２枚のカードを切って前がかりになった時は、相手はバランスを崩しても得点することを選択したわけですから、３点目を狙うカードを切るという選択肢もあったかもしれません 最後の本田のプレー、つまり後半終了のカウントダウンを迎え、ＣＫから相手にあっさりボールを渡してカウンターを許したことが議論になっていますが、こちらについては私は否定しがたいものがあります。延長に入ったからといって、日本が有利だということはひとつもありません。勝ち越し点を狙うのは当然だという気もします。それにしてもベルギーの最後のカウンターは見事すぎる。あそこまで持っていった上、ルカクにスルーまでされたのでは、どうしようもない。先日のドイツ×韓国のように、どうしても得点しなければならないチームという状況でないと、なかなかあんなにもうまくいくことはないですよ とにかく日本のＷ杯は終わりました。このブログを始めてもう４回目のＷ杯でしたが、もっとも盛り上がった気がします。南ア大会の決勝トーナメントは０－０からのＰＫ戦ですから、ドキドキ感は別のものでした。考えてみれば、決勝トーナメントで得点したのって、今回が初めてなんですよね。そういう意味の充足感と悔しさと。ロシアＷ杯のまずは一区切りでした  お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
最終更新日
2018.07.03 18:11:19
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