ロンドン日常編（旧ドイツいろいろ編）

夕方、珍しく早く帰ってきたクリスチャン・・・玄関のドアを開けるなり「大変だよ～」と叫んでいました。何が大変なんだろう？？と思いつつ無視していると「大変だよ～」とまたまた叫んでいるので、仕方なく玄関へ・・・

しかし、何が大変なのかさっぱりわからない？？と思ったら、靴下を脱いで差し出されたクリスチャンの足首が・・・見事に腫れあがっていたのです。なんと！天気の良い午後、同僚とサッカーをしていて足首をひねったんだって・・・っていうか仕事中じゃ・・・？？

それにしても、足首をひねったくらいでこんなに足って腫れるものなんですね。と感心（？）していたらクリスチャンが「骨が折れてるかも」と言い出すではないですか！骨が折れてたら歩けないんじゃないの？と思ったのですが、どしゃぶりだろうがなんだろうが、いつもなら自転車に乗って帰ってくるのに、今日は電車で帰ってきたというので、やっぱり骨が折れてるのかも・・・？？

というわけで、夜間でも診察の受付をしている病院を調べて行ってきました。タクシーで行く？と聞いたのに、電車でいいというので、痛い足を引きずりながら電車で・・・普通ならタクシーだろ・・・

さて、病院のある駅についたところ、出口がわからずしばらくうろうろしていたら、なんと目の前に午後７時まで受付をしている医院が！！時計を見るとまだ１０分前。微妙な時間だけど、もう近いからここでいいか、とビルの中へ・・・

しかし・・・やはり診察受付時間１０分前でも、ここはドイツ・・・すでに人気のなくなった病院内をうろうろと（受付にも誰もいなかった）歩いて、ようやく人を発見したのですが、残念ながら「もう先生は帰ったので診察できません」だって・・・「でもまだ７時になってないよ」とクリスチャンが突っ込みを入れると「でも先生は帰りました」だって・・・呼び戻してくれよ・・・と心の中で叫びつつ、最初に目指していた病院へ行くことに・・・

こちらは無事に受付にも人がいて（当たり前か）病室の前までたどり着きました。が、果てしなく延々と待たされた挙句、診察室に入るとすぐ「レントゲンを撮りましょう」ということで、またしてもレントゲンを撮るまで延々と待たされ・・・やっとレントゲンを撮ったと思ったら今度は、エコーをやります・・・またまたエコーをするまで延々と・・・

どうやらお医者さんは一人で何人もの患者さんを同時にさばいていたようで、あちこちの診察室を行ったり来たりしていました。そしてマスクもしていなかったし、診察室が空くと、出て行く人が開けたドアで待っている人が入っていくくらい、即入室状態でしたが、一般内科もある病院なのに、新型インフルエンザ対策とか大丈夫なのかしらん？と、ちょっと気になりました。まぁ、さすがに消毒くらいしてると思いますけど・・・たぶん・・・

さて、結果・・・骨は折れていなかったのですが、エコーで見てみるとどうやら足首の筋が何箇所か切れていたようです。それであんなに腫れていたんですね。とりあえず今日は足首をがっちりと固定してもらい、今後１０日間は松葉杖生活に・・・

というわけで、さすがのクリスチャンも帰りはタクシーに乗りました。それにしても、私および私の家族はどうも体が頑丈にできているらしく、これまで同居人が松葉杖を使うような状況になったことはなかった（というか骨折した人もいない・・・）ので知らなかったのですが、松葉杖って家の中でも使うものなんですね・・・

なんかあの丸い跡が床につかないのかちょっと心配なんですけど・・・もうすぐ退去ですしねぇ・・・って、心配するところが違ったワ・・・いけないいけない・・・