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不惑過ぎても惑いっ放し

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2006.01.07
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カテゴリ:免許
普通免許取得からほぼ9年後の1996年1月、大型一種免許を取得しました。今ならば当然、戸塚自動車学校で練習をしてから二俣川で受験したでしょうが、その頃はまだ試験場受験に対して、とてつもなく難しいもの、という印象しかなく、かつ当時は道路事情が悪く、戸塚自動車学校に通うには、頻繁に渋滞する道を1時間半かけて行くか、あるいはスレ違い困難な細い道を行くか、という状況だったので、迷わず公認校に通うことにしました。

まず最初に考えたのが、川崎駅近くの関東自動車学校でしたが、教習生が多くなかなか乗車出来ない、とのことでしたので、東急東横線綱島駅近くのコヤマドライビングスクール綱島に通うことにしました。自宅から電車を1回乗り換えて約40分程度です。

さて、最初に最も戸惑ったのが、なんと運転の基本たる変速操作でした。なにしろ普通免許取得以来、MT車に乗ったのはほんの数度きり、つまりMT車の運転に関しては、全くのペーパードライバーと化していたのです。最初はとにかくヒドイもので、2速に入れたつもりが4速で、ノッキングとエンストの嵐。4速から3速にシフトダウンしたつもりが、5速に入ってエンストとか、今では到底考えられない様なミスばかりしていました。指導員の先生からは、「どこかのギアに入れようとして、力が入り過ぎているから変な所に入っちゃうんですよ。ニュートラルから各ギアへの位置関係をよく把握して、なるべく力を抜いて軽く押してやるようにすれば大丈夫ですよ。」とアドバイスを受けまして、なるほど、言われたとおりにやれば、問題なく操作出来ました。

ペーパードライバーで運転に復帰しようとしている方へ。実際に運転する前に、一度教習所でペーパードライバー教習を受講されることをお奨めします。例え数時間の教習でも、受けるのと受けないのでは、全く違います。受講することにより、自分の命が守られ、他人を傷つけない運転が出来るなら、受講料なんて安いものです。

変速操作に慣れてしまえば、後は余裕です。やることは普通車の時と殆ど同じ。コースは全車種混じっているので、おお、あの車ノッキングしているな、とか、あのバイク飛び出しそうだ、危ないぞ、ほら、後ろの指導員に注意された、とか周囲を見渡す余裕が出てきます。

この時の教習で今も印象に残っているのは、「進路変更の合図は早めに出しましょう」ということです。当時の私は進路変更の合図が遅めだった為、よく注意を受けました。ある夜間の路上教習の時、片側2車線道路を走行中、前方に駐車車両がありました。右車線は車がひっきりなしに走ってきます。「とにかく、まず右合図を出しましょう。」と言われ、かなり早めの段階でウインカーを出していると、何台か後方の郵便輸送大型トラックがライトを消しました。入って構わない、との意思表示です。「ほらね、早めに合図を出していれば、見ている人はちゃんと見てくれているんですよ。」と先生したり顔です。それ以来、車線変更時の合図は早めに出す習慣になりました。

普通免許の時とは異なり、教習時限はオーバーすることなく無事卒業。学科試験もないので、二俣川で適正検査だけで免許交付です。が、やはり引っかかりました、深視力。実はこの時も、教習所入所時は問題なかったのですが、仮免取得時の検査では引っかかったので、二俣川でも引っかかるのは半ば予想されていました。この時は再検査でもなかなか合わず、かなり苦労しましたが、何とか合格、無事免許交付と相成りました。

この時大型免許を取ったきっかけは、思いがけぬ余暇が出来た為です。それまで約6年間勤めた会社が、業績悪化とやらで全従業員解雇の憂き目に遭いまして、とは言いつつも知人の紹介で2月から別の会社に就職することが決まっていたので、前の会社を退職した前年12月10日から1月末まで、まるまる休暇期間みたいなものでした。会社都合の退職なので失業保険はすぐ出る、再就職の支度金も交付される、退職金も一応それなりに支給される、と実に結構づくめの時期でした。普通これだけの自由時間があって次の仕事も保証されているならば、海外旅行にでも行くところでしょうが、自分としては前から興味のあった大型免許取得へ、と動いたわけです。「仕事で使うわけでもなし、物好きだね。」と周囲からは言われましたが、この時大型免許を取得していたお陰で、後の大型二種取得が容易になったのも事実です。人生何が幸いするかわかりません。

ちなみにこの時解雇された事業所跡地ですが、私たちの退職後も一昨年12月半ばまで、事業自体は系列別企業で運営されていました。それも一昨年に完全閉鎖となり、現在跡地はこの春開学を目指している「横浜薬科大学」という6年生薬科大学のキャンパスとなっています。





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Last updated  2006.01.07 17:36:30
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