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テーマ:ただいま教習中(322)
カテゴリ:免許
今日のタイトル、まずは誤解なき様に。
試験はあくまでも試験であり、練習ではありません。しかしながら試験場の技能試験の合格率は大変低い、それならば、同じ不合格になるにしても、少しでも次につながる成果を得ましょう、という意味です。 けん引の場合、受験手数料は車両貸車代も含めて1回4,400円、大型二種なら6,650円もかかります。決して安くはありません。もちろん1回で合格出来れば言うことなしですが、現実はなかなか厳しい。それならば、途中で試験中止にならない限りは、まずは完走を目指しましょう。コースも何度か走れば段々熟知してきます。基本中の基本たる右左折にしても、全く初めて走る道路と、何度か走る道路とでは違うはずです。何度か走った方が、当然タイミング等もつかめるはずです。 試験官の中にもそういう考え方の人もいる様です。大型二種を受験中のことですが、ある受験者が鋭角の通過に失敗、明らかに不合格となったのですが、その時の試験官は「せっかくだから、残りの課題、縦列駐車だけやってみよう。」と言ったのです。本来なら試験中止、そのまま発着所に戻っても構わないのですが、せめて場内課題位はやらせてやろう、という親心でしょうか。その縦列駐車にしても「この状態では左の寄せが足らないから、入ったことにはならないね。もう少しこのタイミングでこうしてああして・・・」と非常に詳しく解説してくれていました。 勿論全てのケースでこういった温情措置が期待出来るとは限りませんが、試験中はせっかくコース走行出来る絶好の機会なのですから、決して無駄にしてはいけません。そして試験後の試験官のアドバイスをしっかり聞いて、問題点は次の試験では直す様にしましょう。 ただし、受験する以上は、最低限の運転操作は出来る様にしておきましょう。発進停止、右左折は勿論、例えばけん引ならば方向変換、大型二種であれば場内課題の鋭角、方向変換もしくは縦列駐車、といった課題くらいはある程度出来る様にした方が良いでしょう。それすら出来る当てもなく受験しても、受験費用の無駄でしかなく、かつ試験官に対しても失礼だと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.01.09 15:29:35
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