163054 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

不惑過ぎても惑いっ放し

不惑過ぎても惑いっ放し

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Profile

ihisaki

ihisaki

Freepage List

Keyword Search

▼キーワード検索

Favorite Blog

教習マスター 年間… ヒロキチ9797さん
 教習指導員の役に… 指導員だなー。さん
桜パフェ 桜ミルフィーさん

Comments

ihisaki@ Re[1]:今年下半期に観た映画(12/31) rose_chocolatさん、遅ればせながら本年も…
rose_chocolat@ Re:今年下半期に観た映画(12/31) こんばんは。 この中に、見逃してしまっ…
ihisaki@ Re[1]:2009年下半期に観た映画(12/31) rose_chocolatさん、お久しぶりです。 …
rose_chocolat@ Re:2009年下半期に観た映画(12/31) 『パチャママの贈りもの』は未見です。 …
ihisaki@ Re[1]:2009年上半期に観た映画(07/04) 逆立ち天子さん、メッセージありがとうご…
2006.01.29
XML
カテゴリ:免許
久しぶりの過去ネタです。当時友人宛に出したメールに、加筆修正したものです。

2005年1月20日(木)午後、ついに試験場にやって来ました。人生最初の試験場での技能試験です。努めて平静に、と思っていましたが、時間になり「大型二種を受験される方、お集まり下さい。」と試験官が登場すると、もうダメです。制服姿の試験官を見ただけで頭が真っ白です。

まず試験の進め方、採点方法等について説明があります。説明が終わると試験官の先導で発着場に向かいます。

今日の受験者は総勢8名で、1~4と5~8に分かれて2台のバスで試験をします。番号順に受験し、受験者の次の番号の人が同乗する、という方法です。まず5番の人が運転し、6番が同乗、7番の私と8番の人は、しばし発着所で待ちます。

5番の人が終了し、試験官に呼ばれ7番の私が乗車し、6番の人の運転を見学します。なかなか上手な運転で、所内の課題を問題なくこなし、試験官から「所内をクリアーしましたので路上試験を行います。」とのこと。

いよいよ私の番です。ミラー、シートの調整をしてエンジン点火。「準備が出来たらスタートして下さい。」との指示に従い発車。まず外周に入って時計回りに進みます。長い直線区間があるので、課題速度の40キロまでシフトアップしながら加速します。外周を半周したところで「右に曲がって坂の中腹に止めてすぐ発進して下さい。」との指示。第1の課題は坂道発進です。アクセルとクラッチを調和させてサイドブレーキを緩めて無事発進。坂を下りると左に2回曲がり、「23番を右折して鋭角通過。」との指示。右から入る鋭角です。これも問題なく無事通過。

ここまでは全く問題なかったのですが、ここからおかしくなり始めます。「外周を進んで黒の9番を右折して方向変換。」との指示。ところがその手前に赤文字の9番という角もあったのです。あれ、ここで曲がるんだっけ、と迷いが生じ、スピードが緩むと、「もっと元気出していきましょう!」との試験官の指示。そう黒文字の9番はまだ先なので、この直線区間で課題速度40キロを出す必要があるのです。

慌てて加速すると、右折場所の黒文字9番は目の前です。減速してギアを3速に落として右折しますが、何とも狭く感じます。そう感じたのはコースに全然慣れていないからで、1ヶ月後に同じ所を見たときは、特段狭いとは思いませんでした。でもこの時は違います。方向変換の為に車体を立て直す必要があるのですが、うまくいきません。方向変換場所を過ぎて車体に角度を付けて、左にハンドルを切りながらバックし始めますが、どうも練習どおりにはいきません。全然進まないな、と思っていたら「タイヤが当たっているの分かりません?」と試験官がボソッと一言。こりゃダメだと思い、もう一度車体を前に完全に出して、最初からやり直します。今度はいい具合です。右側に適度な幅も空けられ、右折にも支障ありません。車体を真っ直ぐにしてどんどん下がります。この辺だ、と思ったところで停車しギアをニュートラルにしてサイドブレーキを引き、「入りました。」と試験官に申告します。すると試験官がニヤッと笑いながら「ちょっと降りて後ろを見てきてごらん。」と言います。うん、これは嫌な予感。言われたとおり降りて見てみると、ありゃりゃ、バンパーが障害物ポールに当たって可動式ポールが傾いています。「どうだったい?」「完全に当たっていました。」「そうだろう、これは下がりすぎだね。さあ、気を取り直して右に曲がって出ましょう。」

指示に従い右に曲がって発着場に戻ります。「残念ですが、今日は路上には出られ
ません。」分かっています。そりゃそうでしょうとも。

何でこんなに下がりすぎたのか?それは試験課題に「後方車体感覚」というものがあるのです。縦列や方向変換で下がったときに、車体後部を後ろのポールから50センチ以内に停車しなければならないのです。これが結構難しいのです。お手元にメジャーでもあれば、50センチの長さを確認してみて下さい。以外と短いでしょう。試験車両は全長9mあります(この当時は)。9m先の所で50センチ以内、となると至難の業です。しかもバックですから、上体をひねった状態で見なければなりません。この基礎能力があるかどうかを測るのが、私がよくひっかかる深視力検査の狙いなのです。ただでさえ深視力が弱い私にとっては大変なのです。50センチ以内に詰めようとして、下がり過ぎてしまいました。

本日の試験はこれで終了ですが、「良かったら乗って行けば?」との試験官の勧めで、路上試験を見学することになりました。今日路上に出れたのは、4人の内2人でした。2人に話を聞いてみると、いずれも4回目位の受験とのこと。試験場から出るのがAコース、ルートを変えて戻ってくるのはBコースです。

Bコースの人は、駐車車両を避けようとした時に、後方から来たトラックに15センチ位まで接近して、危険行為をとられた様です。Aコースの人の運転はほぼ完璧に思えました。しかしながら結果は不合格でした。

あれだけきちんとした運転でも不合格なのか!?何だか不安になってきました。あれだけの運転でも合格出来ないとは、自分は何か凄い大それたことに首を突っ込んでしまったのではないか?本当に大丈夫なのだろうか?とんでもないことに取り組んでいるんじゃないのか?そんな気持ちばかりが頭を駆け巡ります。

最後に窓口で申請書を返却してもらいます。次回指定日は1月24日(月)ですが、出勤日で来れないので変更してもらうと、あれやこれやで2月9日(水)になりました。ちょっと間隔が空いてしまいました。

「練習してるんでしょう?方向変換以外は特段問題ないから。頑張ってね。」と試験官に励まされて試験を場を後にしました。

第1回目の技能試験はボロボロでした。こんなんで本当に大丈夫なのでしょうか?

この時点では、今後どうなるのか、全く見通しがたちませんでした。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2006.01.29 12:41:09
コメント(0) | コメントを書く
[免許] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.