卒園式 絵がうまい子ども達
卒園式とシーズンですね。うちは、まだ来年ですが、仲良くしていただいた一つ上のおにーちゃん、おねーちゃんたちのキラキラした瞳に感動します。我が園は、ちっこい園。でも、どこよりも自然そのままに走り回り、遊び尽くして、喧嘩して泣いて。。。みんな個性的。それぞれが、それぞれの想いのまま、卒園の絵本を仕上げます。毎日、外でばかり遊んでいる子たちが、じっとお部屋の中で、絵を描くというだけで、びっくりですが(笑)実体験が豊富だからだと思います。みんな絵がうまい!自作の話も想像力豊か。小学校にはいって賞をとる子も多いと聞きました。絵の書き方なんかは、ひとつも教えられてません。だって、外で遊んでるだけだから。でも、満足するだけ遊べれば、それだけでよかったんだね。。イベントがあるわけでなくても、教育的何かがなくても、自分で遊びを考えて、遊ぶ事だけで毎日終わっていく事で、こんな力をつけているんだね。何がすごいって、木、ちゃんとたがい違いに枝がわかれています。ざりがに、干し柿つくりの描写、実にリアル。。こどもは、そのままの状態を瞬時に記憶できる能力があります。体験すれば、そのまま描写できてしまうのね。。。みあげるような木を下からの角度で書き、たくさんなっている果実は、大きく象徴的に。汽車の煙はぐいぐい力強く。単なる写実ではなく、感動がそのまま絵に、構図になっているのが読み取れます。色つかいも、リアルさと自由さが絶妙。手が大きくて、足がしっかり大地を踏みしめていて、あれもこれも遊びたい!遊びたい一心のその心が、そのまま絵になっているかんじ。感動こそが、感動を与える絵の原点なんだ。。。と、あたりまえの事を、あらためて思いしらされました。たくさん感動できるから、きみたちの絵は、多くの人に感動を与えることができるんだね。一番いばっていて喧嘩の強かった子は、自分がいっぱい登場しています(笑)そっかあ。そういうことなんだね。優しい子は他者への視点の多いお話に。人格がそのまま絵に、話に、あらわれていて、こりゃ先生、毎年、楽しいだろうと思いました。絵本はきちんと製本され、それをひとりひとり発表する卒園式です。一生の宝物だね。ご卒園、おめでとうございます♪今日は、卒園山登りでした。息子は夫と参加してます。みんなと最後のお山遊びを楽しんでいることでしょう。