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BOSSの備忘録。

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2011年09月02日
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カテゴリ:映画・TV・BD・DVD
ジョン・ウー監督のファンであるからして、「レイン・オブ・アサシン」を観に新宿武蔵野館に行った。
都内ではこことあと立川シネマシティの二館だけの上映である。
監督、ジョン・ウー。主演、ミッシェル・ヨー。共演、チョン・ウソンのラインナップにしてこれである。

で、何十年か振りに新宿武蔵野館に行った。
多分、三十年振りくらいかなあ……。
武蔵野館は昭和の映画館そのままの風情であった。
小さなスクリーン。
ウチの劇団の公演と大差ない音響設備。
かなり気持ちがトホホになった。
眼が良くなったせいかスクリーンを構成している(あれは何て云うのだろう?)、テレビで云うと「画素」(?)のようなものが見て取れる。
まあ、前の方に座ったせいもあるが。
ちなみに指定席ではなく、整理券制であった。私の順番は52番。
正直、これだったら我が家で観た方がマシだなと思った。
スクリーンも音響設備も絶対我が家の方がイイ。

作品は観てみたいが、映画館が今一だと正直足が遠のく。
映画は映画館で観る主義でもそう思う。

私の理論では、映画はスクリーンがでっかいから映画なのであって、スクリーンが小さいのはどうなのだろう?

映画もビジネスだからシネコンなんかは人が入る作品を掛けたいのも理解できるが、どこもかしこも同じ作品じゃあねぇ。

ってなわけで、この「レイン・オブ・アサシン」も「画」と「音」の評価は難しい。
かなり「画」と「音」の良さに頼っている部分があると思われるので残念である。
「グリーン・ディスティニー」や「HERO」や「LOVERS」からその評価を抜いて評価しろってなもんである。
観ている最中から後日BDで見直そうって思った。

ストーリーは、女暗殺者が組織を抜けて普通の幸せを求めるが再び組織に見つかって、的な話である。
ただし、組織側のボスの動機が凄いッ!!
私はあまりのその動機の凄さに椅子から転げ落ちそうになった。
この作品の作風にあまりにそぐわない動機だからである。
ここまで引っ張ってそれかよおー、である。
大爆笑モノである。
自分で観て腰を抜かしてください。

やはり観るべきはミッシェル・ヨーのアクション。
ミッシェル・ヨー、来年で50歳ですよ。
全然、衰えてない。っていうか進化してんじゃないの、って思う。

ただ、クライマックスのためにチョン・ウソンとの恋愛関係が実に丁寧に描かれる。
まるで、恋愛映画かと思うぐらい尺を取る。
理論的には理解できる。
この尺くらいないと二人の関係に観客が感情移入できないからである。
が、アクションファンとしてはこれが少し退屈である。
もう少し構成で何とかならなかったのか。
二人の関係を描きつつ、敵の方を描く際にアクションシーンを入れるとか。

基本的にはジョン・ウー監督の現代アクション映画のファンなので、現代アクション映画を撮って欲しいのだが、しばらくはこの路線で行くらしい。

あっ、「グリーン・ディスティニー」が好きな人にはお勧めです。





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最終更新日  2011年09月02日 14時02分09秒
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