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翔(はばた)く女性を応援する会社を目指します

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2020.08.07
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私は、昭和53年4月に、神奈川県川崎市多摩区で
勤労奨学生として、毎朝3時30分起床して
朝刊を約400部配達していました。

夕刊は、約300部配達していました。

集金業務もしていました。

新規拡張販売もしていました。

月額2万円の奨学金をもらいながら、

大学に通っていました。


辛かった、辛かった。



夏は、熱かった。

冬は、寒かった。



でも、お客様からの一言

「ご苦労様」の一言で、救われました。


心が癒されました。

忘れもしません、昭和54年3月31日の夕刊配達の時です。


子供たち(小学3年生、5年生の兄弟)が、

「お兄ちゃん、このジュース飲んで~」と。


「ありがとうね、でも、いいよ。
  君たちで、飲みなよ。」と言うと、



お母さまが、後ろから出てきて、

「うちの子供たちが、新聞屋のお兄ちゃんに

  ジュースをプレゼントしたい。
  しかも、自分たちのお小遣いで買ったのよ。

   どうか、お願いします。

 ぜひ、子供たちのためにも、このジュースを飲んでください。」と

 言われたのです。

もう、私は、涙をいっぱいに浮かべて、その場で、

ジュース
たしか、オレンジジュースとピーチジュース?

を一気に、飲みました。


すると、お母様が、

「しっかり、勉強して 大学を卒業してくださいね。」と言われました。



もう、涙、涙、涙で

自転車に乗って、新聞を配達をしました。


最後の一軒に、新聞を配り終えた時、

「やった~。これで、終わったぞ。」と叫びました。


父親の病気は、「胃潰瘍ではなく、末期の胃がん。

もう、3年は、生きられない。


授業料を払わなければ、いけない。

どうするか?」

と1月頃から悩んでいましたが、

大学の無返済勤労奨学金に補欠合格して
残りの3年間奨学金を頂けることになりました。







4月1日に、新聞配達所の寮を出て
行くときに、

近所の人たちからも、
「しっかり、勉強しろうよ~。」と声をかけて頂きました。



営業マンとしてのコツは、

この新聞配達で学びました。


拡張月で、

学生チャンピオンになったことみあります。



すべて、
お客様は、今何を考えているか?

それを探りながら、新聞配達をしていました。
アルバイトに力を入れ始めた時です。




ある男性(当時55歳ぐらい)

長岡 正彦さんという人と出会って

気づきを得ました。

私の結婚式にも、出席してくれました。

「いいか、としあき君。

  学生という字は、学んで生きると書く。

  だから、勉強することが、一番だぞ。

  アルバイトにあまり力を入れるなよ。

  中退はするなよ。」と教えてくれました。




この長岡のオヤジさんが、私の父親代わりになってくれました。



ロコレディに入社する時の引っ越しも、

車を出してくれて、
手伝ってくれました。

故長岡 正彦さんの恩に報いるためにも、

「正直に、生きる。」心を大切にしたいと考えております。









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最終更新日  2020.08.07 18:57:45
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