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翔(はばた)く女性を応援する会社を目指します

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2023.04.05
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おはようございます。


私は、子どもの頃から
早起きでした。
早起きは三文の徳。
ーと父親から教わりました。

男3人兄弟の次男坊です。

晩御飯は
いつも,食べ物の取り合いでした。


私は、子供のころから、
慌てるクセがありました。

落ち着きのない子だね~。
・・・・と近所のおばさんたちにも、
言われていました。

でも、人間誰でも、欠点がある。
声が大き過ぎる。

その欠点を笑いに変えて、
人間掌握術のヒントにしようと、
考えたのが、大学生時代の
新聞配達のアルバイトです。
(新聞奨学生)。




貧乏学生でした。本当に、貧しかった。
奨学金だけでは、生活できません。
収入を増やすために、営業活動をしていました。
新規客獲得のため新聞拡張の営業です。

当時は、読売、毎日新聞が、ライバルでした。
私は、朝日、東京、サンケイ、日経新聞を配っていました。
1968年ごろ(昭和53年)の夏? 秋ごろ、
学生の中で、
拡張NO1に選ばれました。

コツが見えたのです。
それは、相手が、今何を欲しがっているのか?
・・・・これを把握することだと。

起床は、毎朝3時30分でした。

夜8じごろ~9時ごろには、床に入っていました。

そんな生活をしていました。
学校には、ほぼ毎日通っていました。



あるお宅に新聞拡張に出向きました。
「オレは、自宅を朝5時には、出る。
新聞の銘柄は、気にしない。
朝4時半まで、投函できるか?」という質問を受けました。

そのお客様の家への配達時間は、それまでは、
通常6時ごろでした。

ライバルの読売新聞も、毎日新聞も、ほぼ同じ時間でした。
私は、その方が、朝日新聞を読んだことのない方で、
サンケイ新聞、
東京新聞を見たこともない。
・・・・・・・という情報を武器に、
新しい角度で、新聞を読まれたら、どうですか???

・・・・という提案をしました。
見事に、成功。
サンケイ新聞の内容の面白さを薦めました。
朝は、4時半に配達を続けました。
投函する時は、
「おはようございます。朝刊です~」と玄関の前で、
声をかけて、配達をしました。

しかも
隣り近所の家迄
聞こえる声で。

大き過ぎる声を
活かそうと考えました。

すると、近所の家からも
新聞を配達して欲しい。
ーと言われました。

そして、昭和54年 
最終日3月31日付けで、
退職する時、
そのご主人様が、
玄関前で、立っているのです。
「おはようさん~、 学生さん。
よく、オレの為に、朝刊をいつも、いつも4時半に届けてくれた。
ありがとうね~。
餞別だ。 」と封筒に3,000円入っていました。
新聞代金が、2,000円ぐらいの時代の3,000円です。
最初は、ご丁寧にお断りしました。
でも、あまりにも熱心に勧められたのです。
「ありがとうございます。」・・・・と言いました。

人間関係のまったくない街に住んで、
信用を得る。


ただひたすらに、ただひたすらに、

毎朝、新聞を読みたい人の為に。











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最終更新日  2023.04.06 09:43:18
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