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翔(はばた)く女性を応援する会社を目指します

翔(はばた)く女性を応援する会社を目指します

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2023.04.13
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この制度は、テクニックではありません。
平成2年ごろから、悩み始めました。
平成6年ごろに、優秀な女性スタッフの退職が、2,3名出てきました。

そこで、考えたのが、この制度です。

「はとみさん、マネされるよ。あまり公開しない方が良いよ。」と言われました。


マネされて、結構です。

どうぞ、マネしてください。

少しでも、参考になれば、幸いです。
平成19年には、茨城県知事から、表彰状を頂きました。







従業員の個性に配慮したオーダーメードの雇用契約を自社開発のが、

平成6年ごろからです。




私が従業員から学んで会社経営に活かしたことの一つが、

オーダーメード雇用契約である。

(当時は、オーダーメイド型でした。
  現在は、オーダー・メイド型です。)


ワークライフ・インテグレーション(調和)の考えです。



もちろん無制限に自由であるわけではないが、
次の3つの働き方を基本型とする。



 イ、7.5時間以上勤務で月22日以上の勤務。

 ロ、通常は5時間から6時間の勤務だが週に2日だけ繁忙日には7時間勤務。
    公休月に10日間

 ハ、一日6~7時間で月の出勤日数が10~13日間。



 イは、どちらかといえば収入を優先する「キャリア社員コース」。



ロは、毎日の朝夕の時間の都合を優先する、時間と収入を足して、
   2で割った平均を優先するコース。







ハは、配偶者の扶養家族として認められる範囲の収入で
   経済生活の保証を優先するコース。







 どのコースを選んでもすべて「社員」と



(株)ロコレディは呼んでいます。







個人の都合で雇用形態は違うが、全てお客様への奉仕の心は、同じです。



また会社への姿勢は同じでなければ困るので、
私は正社員だから、私はパートだから、といった差別があってはならない。

・・・・と考えています。







ゆえに、社員が採用時の面談・面接や普段の部下管理において、





「パートだから・・・」という言い方をすることを私は厳禁している。









それどころか「女だから・・、妻だから・・。」と言って蔑むような言辞があれば





合意の基で、場外へと。











また本人も「パートだから」「女だから」「妻だから」と逃げることはさせない。









「雇用形態は配慮するが、仕事内容に関しては遠慮はしない」のが、
ロコレディの社風です。


 私がこのような制度を導入したきっかけには、





力のある社員が辞めた原因がわからなかったという苦い経験がある。







ある元社員と街角で出逢った時に聞いたのは、



ほんとうは辞めたくはなかった、姑の眼が気になったから
・・という言葉であった。


(この女性は、総本家の長男のお嫁さんでした。)




その時、私は、





「会社の労働規定に雇用者を当てはめるのではなく、ひとり、

ひとりの顔が違うように、働ける時間は異なる。だから、





雇用者に会社が合わせることにしよう。」と考えたという。







 従業員にもいろいろな個人的事情を抱えた人がいる
(介護、障がい者、孫の面倒などなど)




・・・単純なことだが重要な気づきがありました。









育児が終わった女性、育児期だが親が手伝ってくれる
(しかしその眼も気になる)跡継ぎの嫁、育児時期で核家族、独身の女性・・・。




こういう従業員の確保、定着には「時給よりも働く環境が重要」であると考えました。









その環境としては時間がやはり重要で、


従業員の都合にあわせてその時間も切り替えてやれば良いのではないか?
・・・・・・と考えるようになりました。






たとえば

子どもさんが、小さい時は、シートタイム社員コース。





やがてロングパートに切り替え

(パートと呼んでいないことは先に書いた通りであるが)、





その後、繁忙日だけの勤務に変わる人もいるし、





逆にもとのフルタイム社員コースから、親の介護で
6時間勤務は、出勤日数を15日に変更するスタッフも
増えてきました。

人それぞれなのです。

でも、ここで
大切なのは、配慮しても、遠慮はしません。







 このような制度を導入したところ定着率がさらに向上してきた。

 概して配偶者や小さな子どもがいれば日曜日の出勤は嫌がるが、



よくよく話してみると月に一日なら日曜日も働ける人がいる。

土日祝日は、旦那や、娘がいるので、フルタイムで働けるスタッフもいます。





繁忙期だけなら良いという人もいる。









日曜出勤がダメという言葉を額面通り受け取って
採用しないなかった苦い経験から、気づきを頂きました。












また配偶者の働き方も多様化しているから、





それにあわせて出勤日を変えたい人もいる。





・・そこで(株)ロコレディでは採用時の面談・面接に一時間以上もかける。
最低でも、2,3回と相思・相愛になるかどうか?

お互いに、話し合いします。






個人の事情をよく知るためであります。

第一に聞くのは「働く目的」です。





 「ヒットした条件よりフィット条件」







・・・これがそもそも(株)ロコレディの精神である。




世の中で流行っているから売りつけるのではなく
顧客にあった物を仕入れて提案する。


顧客をよく知っていれば仕入れで失敗する確率は、低くなり、
利益率は確保できる。・・・と考えました。

それが、現実化してきました。




顧客をよく知るためには顧客が定着することが大切であり、




またその顧客に長くつきあってくれるスタッフの定着が大切である。

・・・・・・と数々の失敗から学びました。









スタッフの定着には「働く環境」がフィットしていることが、
もっと大切なことです。

そして、お互いに

相思相愛。

相思相愛になる。
ならなければ、お互いに、辛い関係になります。


結婚と同じと考えました。

相思相愛が、基本です。

一方的な希望だけでは、相思相愛には、なりません。



 さらに(株)ロコレディは働きやすさには家族の応援が
  大切であることも、理解しております。




入社して、落ちついた時期を見計らって

従業員に私は自筆で手「書」を描いて、
感謝の言葉を伝えるようにしています。



配偶者がいる場合には
配偶者にもプレゼントを贈る場合もあります。

ケースバイケース。

家庭の事情で、退職したスタッフにも、

筆をとります。


スタッフのお孫さんには、笑顔で、接します。



家族が(株)ロコレディに働くことへの味方になってくれます。







女性の場合、とかく責任が重くなると嫌う人がいると言われる。



やむをえず辞めた社員にも、
自筆での手紙を絶やさない。



やがてスタッフとして戻ってきてくれるかもしれない。
大病して、見事に復帰してくれたスタッフもいます。



また

今度は元スタッフがお客様になってくれるのです。

退職したスタッフが、ご紹介して下さる。
またお客様として何度も、何度も、ご来店して下さる。

これは、店長をはじめとするスタッフ達のフォローがあるからこそ、出来ることです。

感謝の気持ちでいっぱいです。



配慮しても、遠慮はしない。

仕事に対する甘えは許さない。

言い訳は、しない環境を育てる。

働きやすい環境を整えるが、
自己研鑚しないスタッフは、場外に
自然とその方向へ、行きます。



ロコレディの離職率は、低いです。

でも、でも、

介護で、退職される方が、多くなってきています。

また、孫の面倒や、旦那様の病気看護で
退職される方がいます。


業界の中では、離職率は、ダントツに
ロコレディでは、低いです。

月の残業時間も、一人当たり

3時間未満です。

相思相愛。


相思相愛。

会社とスタッフが、夫婦のような関係になるのが、

どうやら、ロコレディ流のようです。









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最終更新日  2023.04.13 08:29:05
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