どうして、懐かシネマ野外上映会がこんなに続いているのか?
どうして、懐かシネマ野外上映会がこんなに続いているのか?懐かしい映画を観るなら、TVや、ネットで観ることが今の時代出来る。そんな令和の時代に、ご来場者は、毎年増え続けている。(今では、200人以上越えている。)パイプ椅子200席は、毎回、毎回満席。 昭和30年代~50年代は、娯楽の趣味と言えば、「映画」であった。長く続いている要因として、「貧しかったが、月に一度に映画館が愉しみ」や、「妻と初めてのデートで暗い映画館で手をにぎったのが、宝来館だった。」とか、「自転車で、父親と2人乗りで、映画を観に来た。などなど。 哀愁を感じたい人や、当時の生活を想い出すために、宝来館跡地に来ます。決して、綺麗な映画館ではなかったが、そこには、本来人間が持っている心の優しさや、豊かさが今以上にあったと来場者様が語ります。館内200席なのに、1,000人以上を超える映画もあった。愛と友情と絆の映画をこの懐かシネマ野外上映会で、毎年継続開催している。(おととしは、コロナで中止)生まれも育ちも、水海道。結婚して、他府県にお嫁に行っているが、母親がいつも握ってくれたおにぎりを持って、宝来館に。涙を流しながら、語ってくれる姉妹(70歳代)。 すべて、想い出の中には、常に映画館宝来館の存在があった。来場アンケートの回収率は、いつも60%以上。「この私の想い出の場所・・・宝来館で映画を観ることは、TVや、ネットでは、感じられない感動があります。」「秋風が吹く中で、スクリーンが揺れる。そして、鈴虫の音(ね)がバック・ミュージックに感じる。」シネコンでは、体験出来ない。そして、宝来館オーナーさんと、映画看板絵師井桁豊さん、そして、婿養子社長の羽富さんの3人の絶妙なトリオ。そして彼らの後ろには、応援団員が10人以上いる。・・・と聞いている。すばらっしいチームだ。」と言われました。ありがとうございます。 継続出来ているのは、街を元気にしたいという行政と商店街(笑店街)とのコラボの力だと思います。バラン良くお互いにフォローし合う仲間たち。 チームワークが一番の要因かと思います。また、NHKさんや、新聞記者さんや、SNSの力も大きいです。遠方からご来場を増えているのも、事実です。感謝しております。ありがとうございます。約半分が、常総市外からのご来場さまです。 常総市水海道に「無理やり集めていません。」「集めません。集まってくるイベントです。」「自然と集まってくる雰囲気のイベントだ。」と80歳代のご夫婦に言われました。懐かシネマ実行委員会