カテゴリ:歴史ウォーキング滋賀
こんばんは 旧長浜駅:この建物は、明治15年3月に北陸線の始発駅として建てられた最初の長浜駅が、現在の長浜駅の近くに保存されています。 【旧長浜駅舎】
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旧長浜駅舎は、日本で現存する最古の駅舎"初代長浜駅舎"です。英国人技師が設計した洋風2階建てで、文明開化を象徴する近代遺産で、1階は駅事務所と待合室、2階は敦賀線の管理を扱った鉄道事務部門がありました。 【船板べい】 今は「明治ステーション通り」の一角に過ぎないのだけど、その名もズバリ船板塀といって、琵琶湖を通行していた船の船板を壁に使った蔵が並ぶ通りがありました。
【北国街道】 いまでも昔の風情が残されていますね。 少し歩くと"黒壁スクエア"という、現在の長浜の観光の中心地にやってきました。 【安藤家屋敷】
![]() 安藤家の母屋には当時篆刻家だった魯山人が書いた(彫った?)という看板が展示されていました。
黒壁スクエアの中心にあるのが"黒壁ガラス館"です。 【黒壁ガラス館】 北国街道と、長浜城から東に延びる大手門通り(美濃谷汲街道)との交差点は、江戸時代に高札が立ち、現在でも「札の辻」と呼ばれています。古くから長浜の中心だったこの辻に、明治33年(1900)第百三十銀行長浜支店(6年後に明治銀行となる)が建てられ、壁が黒塗りだったことから「黒壁銀行」の愛称で親しまれていたそうです。 【黒壁スクエアの通り】 解体されようとしていた黒漆喰の銀行の建物を使って始まった町おこしで、この辺り一帯の風致地区は数年前から有名な観光名所になっています。
国立銀行があったということこそが、当時の長浜の繁栄ぶりと地域の重要性の表れということでしょう。 《続く》 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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