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カテゴリ:洋書あらすじ
Diamond FireA Hidden Legacy Novella【電子書籍】[ Ilona Andrews ] ※ ※ ※ ネタバレあります ※ ※ ※ 辞書で確認せず、記憶に頼っててきとーに書きなぐっていますので、内容が間違っていても笑って読み流せる方だけ読んでくださいね あとから読み返して細かい手直しするかもしれませんが、とりあえずのおおざっぱな流れです。 プロローグ ネバダ 自宅兼職場の倉庫の台所で朝食を食べているネバダ。アラベラがどうしてここにいるの?昨日出て行ったばかりなのにと声を掛けます。ベイラー家成立のためのテストから3日、猶予期間も終わってしまい、これからコナーのお母さん、つまり未来の義母に会いに行くことになり、ネバダは緊張しているようです。祖母がネバダはストレスがあると食べるタイプだからね、緊張しているんだろ、と合いの手をいれ、母が二人ともネバダを放っておいてあげてとたしなめてくれます。色々考え始めると自分の部屋に駆けこんで鍵をかけてしまいたくなりますが、もう自分の寝室はカタリーナに譲り渡してしまい、この家にはないのでした。コナーから電話がかかってきて、面白いものがあるから家の外に出てきてみろと言われます。 玄関を出るとコナーが車に寄りかかり待っていますが、その横には青いマセラッティが停まっていて、以前ネバダの寝室だった窓の下にアレキサンダー・セグレドが立っていて、なにやらカタリーナとやりあっています。「距離と時間をおいてくれたら魔法は消えるわ」というカタリーナに、「単にちょっとしたドライブに誘っているだけだ、僕は」 ネバダはコナーにセグレドがカタリーナのインスタをフォローしたこと、彼はマスコミの寵児で沢山のフォロアーがいるにもかかわらずフォローしているのは3人だけ、それですぐにカタリーナはインスタ自体を削除してしまったことを説明します。彼女の魔力の副作用ともいえますが、カタリーナは自意識が強く、セグレドが超絶ハンサムなだけでも持て余しているのに、伯爵だと知れば、もっと殻から出てこなくなっちゃう。私たちにできることはないから、行きましょう、とネバダはコナーに声をかけ車に乗りこみます。コナーがあの窓は気に入らないんだよな、と物を動かそうとしたので、やめてちょうだいとぴしりと制して、その場を去ります。 コナーのお母さんが住んでいるのは、10部屋の寝室、2つのプールなどがある郊外の豪邸でした。大きい家はお母さんの好みだそうです。あなた一人っ子だったわよね?とコナーに聞くとそうだとのこと、母親の寝室と俺たちの寝室を除いた残り8室は孫たちで埋め尽くしてほしいと思っているからだそうです。車が止まった後でも外にでる勇気がなかなかでないネバダ。コナーにキスをされ、我を失ってから、高解像度セキュリティーカメラの存在を思い出し、思い切って車の外に出ることにします。 お屋敷の中は外と同様に素晴らしいものでしたが、ほとんど最低限の家具しかないコナーの家に比べて家具自体は手の込んだ品のものの、すっきりした印象です。出迎える人はなく、コナーはずいずいと家の中に入っていき台所に向かいます。ネバダは内心義母の戦略かとも考えたものの、息子が母親の家に行けば、冷蔵庫を開けてみるのが習性というものだろうと考え直し、台所のカウンターのスツールにすわり、何か飲むかと聞かれてお茶を頼みました。 車輪のモーター音が聞こえてきて、コナーの母親アローサが現れました。コナーは自然にやあ、母さんとあいさつしていましたが、ネバダはどういう風に接したらよいのか戸惑いながら挨拶します。コナーのお母さんは車いすでした。 バルコニーに場所を移したお母さんからネバダは、彼らの結婚は最初は遺伝子のマッチングの結果をみて彼女に会いに来た父親の行動がきっかけだったけれど、会った瞬間に恋に落ちたこと、性格は全然違ったけれど話していて自然に感じられたことを聞かされます。アローサの実家は超一流の祖父がなくなって家ではなくなってしまった家系だったので自分の子供に超一流を作り出すことを期待されていたため、最初彼女の父はローガン家からの申し出を断ったそうです。ところが彼女自身と会話を重ね、再度彼女の父に結婚の申し出をしたところ当時のローガン家の財産4分の3相当の金額を要求され、ローガンの父ウィルはそれに同意したそうです。アローサは父の書斎に呼ばれ、お前は金で買われたからローガン家に行けと言われました。ウィルは彼女の意思は確認しないのですか、と抗議しますが家のためにこいつは行動すると父はいい、ウィルは彼と縁を切ったそうです。 ローガンが3歳のころ、ウィルに対して暗殺計画があり、彼をかばって彼女は車いすになってしまったようです。本来なら超一流のローガン家は跡継ぎの確保のため、離婚するところでしたが、妻を愛していたウィルはそうせず、コナーは一人っ子となりました。彼のことが今でも恋しい、彼と話をしているのと話すアローサに、自分の将来の姿をみる気がするネバダ。超一流は危険と背中合わせ。コナーと結婚しても、それが数日のことなのか、数十年続くのかはわからないのです。 あなたはコナーとの遺伝子の組み合わせの相性はよくないでしょうし、コナーもコナーの子供たちも危険にさらされるわと危惧するアローサに、ネバダは自分はテレキネシスではないかもしれませんが、もしも攻撃されたらコナーと子供たちのためなら何でもします、攻撃者の気持ちをかえて見せます、もし彼らに感じる心が残っているならですけれど、と話します。アローサはネバダに自分が結婚に反対するとしたらどうする?と聞いてきます。ネバダはいい義理の娘になれるよう努力します。私はコナーを愛していますし、反対があっても結婚しますと宣言したところにコナーが母さんの拷問は終わりましたか?と言ってコーヒーカップにいれた紅茶を持ってきてくれます。 アローサは彼女のことが気に入ったわ、とコナー言ってネバダが戸惑います。彼女とはどうやって知り合ったの?と聞かれたので、ネバダが「誘拐されて、床に鎖でつながれて拷問されたんです」と暴露してコナーに復讐しますが、コナーはうまく母親の気をそらさせ、結婚式の方向へ持っていきます。数週間のうちにというと、親せきのことを考えてと言われます。ネバダはコナーにはほとんど親せきがいないと考えていましたが、実際には母方の親せきが祖父や4人の伯父を筆頭にスペインにたくさんいるようです。コナーはそちらの親せきとは折り合いが悪いようで、気に入ったおじさん二人くらいを呼べばいいかな、だって他も呼ぶならケリーを呼ばなくちゃならないだろうと因縁の親せきの名前を出します。 アローサは、コナー、あなたはネバダとの結婚をお試し的なものだと考えているのとたしなめます。幸運に恵まれれば一生に1回の出来事なのよ。あなたの結婚は公式な行事です。そうね、日取りは今日から3か月後、それくらいの猶予があれば招待者のみなさんも予定を再調整できるでしょう、当日はネバダは言葉にならない美しいウエディングドレスをまとい、あなたはタキシードを着る。親せきや友人たちの前で愛を誓い、キスをして、私は美しい出来事だったとウィルに報告するの、私の言ったこと、理解できたかしら? とびしっといわれ、コナーは「わかりました、お母さん」としか言えませんでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
November 7, 2018 10:19:04 PM
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