テーマ:理想の死の迎え方(44)
カテゴリ:心豊かに生きるために
「お経もない孫からの送辞と仲間の演奏でのお見送りのお別れ会」 無宗教で一日葬でしたが、亡くなる直前まで元気で音楽活動や趣味で活躍されていた方なので、 家族葬のつもりでしたが葬儀前も自宅に焼香客が絶えなかったこともあり、 葬儀場を借りた「お見送りの会」になりました。 会場は数十人も入れる会場でしたが、 祭壇はお花と故人の写真、 ●焼香の後、お花を故人に手向けたあと、 ●孫4人の個人への送辞、 ●S氏が40年以上在籍し、最近まで練習会にも参加していたH市オーケストラ仲間の演奏。 ●喪主S氏の奥様(86歳)の挨拶。 ●故人の眠る御棺に参加者の花入れ。 ●S氏長男(娘婿)からの参列者への感謝の挨拶。 ●出棺。(式開始から1時間) (火葬場付の会場でしたのでロービーで出棺をお見送り) 新型コロナの大流行以降、葬儀に出かけることがなくなりました。 自分たちの終活を考えた時に無宗教で現役引退が長い私たちの葬儀を考えると、 S氏は亡くなるまで音楽会や趣味で現役活動されていたから、参列者も多かったけど、 私の場合は家族と親しい友人とご近所の方しかお見送りしてもらえないはず。 無宗教のためお坊さんのお経はいらない、でも、家族のために頑張って来た人生ですから、孫からの思い出や感謝の送辞って嬉しいなと思う。 孫のバレエのコンクールや発表会で年に何回もお会いできたS氏。 蓼科高原での屋外会場の「眠れる美女」の公演会には、1泊して旅行気分でご一緒に楽しみました。 10年ほど前の「S氏の音楽コンクール」本当に素晴らしく素敵でした。 亡くなる11日前に孫のバレエ発表会でお会いできて本当に良かった。 そして、理想の葬儀をしてくださって、ありがとうございます。 先月に互助会の「終活・家族葬」の話を聞きに行った時に、 「最近は90%が家族葬です」と互助会の人の話です。 「無宗教で自宅で家族で葬儀をするには?」と問うた私に主催者は 「自宅でされると大変ですよ。ケースバイケースですからご相談ください」 (自分や主人の葬儀は無宗教で自宅でひっそりしたい)と思った私に、 この度のS氏の葬儀は本当に理想的におもえました。
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Last updated
2024.08.30 14:19:21
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