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テーマ:食べ物あれこれ(50287)
カテゴリ:飲み食いの話
ネットで見たニュースだが、ギョウザの成型機がバカ売れなんだそうだ。どうもこんなニュースを聞くと、なんて手作りに自信がないのか、単に横着なのか、その変容ぶりにあきれる。 女房に言わせると、「あんなもの、手でこしらえる方がよっぽど早い」彼女は食堂で仕込みの現場で働いているから、ギョウザも半端じゃない数をこしらえる。 とにかくそれ用の装置か何かがないと不安なのだろうか。市販のギョウザの皮だって、柔らかさを日もちさせるために何か使っているかも知れないよ、なんていったら今度は強力粉が飛ぶように売れるのだろうか。 パン生地やら、ピザの生地やら、親戚みたいなものだ。うどんもそう。どうせならヘタでもいいから生地から作れば、いろんなことが学べる。はじめはべとべとなのが次第にまとまってくる感触も面白いし、それが自分の腹にはいるのだ。そんなわくわく感があったら、大人も楽しいし、子どもはもっと楽しいだろう。 今はやらなくなったが、子供たちが小さい頃、わが家では日曜の朝にはピザを焼いていた。野菜嫌いの子供たちを手なづけるためだ。前の日から仕込まないといけないが、これは結構楽しかった。朝になってからまず空焼して、 それからソースと材料を載せる。のせる材料は野菜中心。いい匂いがしてきたら、子供たちはまだかとせがんでいた。 これを冷凍食品でやったら経費も大変だ。手軽にはできるが、子供たちには裏が分からない。粉がピザに化けて行くにはこんな作業が必要なんだよ。食育の見直しにも今回の事件はいいことかも知れない。3ヶ月も経てば忘れてしまうかも知れないが。
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