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テーマ:障害児と生きる日常(4433)
カテゴリ:自閉症と共に
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080824-00000021-mai-soci 秋田県での事件だが、こんな記事を読むと二重に悲しくなってしまう。一つは玉石混交のインターネットの情報を真実と捉えている事、もう一つは科学に基づかない教育という教師の体質かと思わせられるような非科学へのかかわりだ。 インターネットには、思い込み、勘違い、うそ、と言うような影の情報も存在する事を常に意識しなければならない。 ユーザーはそれを取捨選択する能力を持たねばならない。それの基礎になるのは科学だ。理屈の通らない事は捨てなければならない。占いなどという科学の対極にあるものになぜ走るのか、全く理解に苦しむし、自分の仕事をどう考えているのかと疑ってしまう。 自閉症に限らず、障害児の親は大変だ。非常識の中で生きているようなもの。それでも、少しずつでも勉強し、情報を交換し、成長していく。それに対して、専門的な教育を受けているはずの教師がこのような事をしたら、もはや信頼できない。就学指導でえらそうに言った教育委員会が、なんというざまか、と「勉強しろ!」と怒鳴りたくなる。 親に個人情報の漏えいを謝ったらしいが、そんなことではすまない問題をこのニュースは持っている。 「分かっちゃいない専門家」は実に始末が悪い。ま、教師の世界に限らないが。政治家、役人、同じ穴のムジナと言われないように。 それから、ブログの中にはこの教師の行動を「よかれと思ってやった事だからいいじゃない」と支持するものが見受けられる事が気にかかる。これはやっちゃいけない事なんだ、と言う事を啓蒙しなきゃいけないのかなあと、ため息も混じる。理屈の通らない事をやっちゃいけないんだ、と。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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