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テーマ:食べ物あれこれ(50287)
カテゴリ:飲み食いの話
3ヶ月に一度歯医者に顔を出すように言われている。歯磨きが下手なようですぐに歯石がたまるという。取ってもらうとやはり少し出血する。少ししみるのも構わず、歯医者はグラインダで削るかのように処置していく。 「リンゴをかじると血が出ませんか?」というCMを飛ばしたのは加山雄三氏だったと思うが、歯槽膿漏にならないようになんとかライオンを使いましょう、と言うようなものだった。しかし、実際はそんな単純なものでもなさそうだ。歯のまわりには歯茎、歯肉があり、歯肉と歯の間がどうしても出来るのでここを歯周ポケットと呼ぶのだそうである。健康な、若い時にはぴたりとくっついてポケットになっていないが、年とともに歯肉が痩せて食べかすなどが溜まる。これに菌が繁殖する。ひどくなると化膿し、歯槽骨を溶かし、歯槽膿漏になるらしい。そうなると、歯がぐらぐらになり、抜けてしまう訳だが、少しずつマッサージしてやるとよみがえることもあるという。 ひどい状態からでも、マッサージで血流をよくしてやれば本当に歯がしっかりしてくるのだ。私も、虫歯からぐらついていた歯があった。根に穴が空き、そこからやられているという。抜くのには少しもったいない歯だということで、う触を少し削ってきれいにし、そこから消毒液を入れる処置をしてもらったら、レントゲンにも写るほど根がしっかりしてきたのだ。そう、あきらめないで歯科医と相談して管理すれば元に戻ることもあるのだ。ただ、この時は開いている穴から薬液が漏れだし、なんともひどい味だった。 で、歯磨きで多少出血しても、あまり気にするな、といわれた。出てくる血は、どうせあまりきれいな血ではないので、出してしまう方がいいらしい。確かに、ちょっと気味は悪いが、磨く時間を長くするなりすれば、ぐらつきは少なくなっていく。しっかりしていくのだ。加齢とともに悪くはなるが、手入れでなんとか出来るのも歯である。
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