|
テーマ:障害児と生きる日常(4433)
カテゴリ:自閉症と共に
昨日、突然懐かしい顔がやってきた。昔赤穂養護学校に子供が通っていた時に出あい、パソコンボランティアなんかをしてもらったり、助け合って障害児にパソコンを送ろうという当時としてはとんでもない企画を立ち上げた仲間、Sさんである。 今姫路特別支援学校は330人を数えるマンモス校となっているそうだ。15年前、養護学校の新設を要求して親の会を結成した当時の生徒数が250。新設校の要求は実現したが、更に阪神などで新設が相次いでいるという。「そんなに障害児が増えているの?」「ADHDやらLDやら引きこもりやら、何でもかんでも入って来るんですよ。その筋の専門家がたくさんいるという美しい誤解のもとに(笑)」特に親の意向が強いという。「ともかくいじめられなくて済む」らしい。 しかし、姫路は知的障害の学校なのだが、いわば内科医に手術をしろと言ったり、眼科医に内科の診断をしろと言うようなものらしい。養護教員も細分化されているから、動作法は詳しいがショプラー法は知らないとか、ましてADHDや引きこもりなんて守備範囲が広すぎる!と言う訳だ。これも本音だと思う。医者だって全部の科目をこなせるなんて実際にはいないだろう。 また、実際にモンスターペアレントがいるらしい。その対策授業もやっているというからこれも驚き。まるで会社のクレーム処理担当ではないか。保護者と教師が一体になって子供の障害に向きあってきた、二昔前とはかなり状況も変わったようである。どちらが良いのか、郷愁もあるので一概には言えないのかも知れないが・・・
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[自閉症と共に] カテゴリの最新記事
|
|