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テーマ:コーラス(2701)
カテゴリ:クルマについて
高知は本当に近くなった。2時間半ほどで南国ICに着ける。その昔はフェリーを使って6時間ばかりかかっていた。しかも山あいをスピードも限られ、状態も良くないくねくねとした道を走っていたのだから無理もない。今はほとんど直線的にトンネルをぶち抜いている。それこそあっという間だ。 まずお世話になったおばさんの墓参り。その前に仏壇にもお参りした。真言宗のお仏壇と言うのはロウソクと線香を併用している浄土真宗に比べると実に質素だ。線香だけを供えると言う。ロウソクをともすのは法事など特別の時だけらしい。お墓も立派なのを造っていて、各家で納骨堂をつくるんだそうだ。そして五十回忌で今度は五輪塔に移し、土に返すのだと言う。なんとも気の長い話だ。子々孫々まで受け継ぐ仕事。その仕事をしてくれるのであろう、ひ孫のユナちゃんの顔も見せてもらった。「いくつですか?」「3歳です!」元気な女の子、ひいじいちゃんが畑に肥料をやるのを一生懸命手伝っている。 頭をケガした後輩の家はややこしかった。地番を入れれば連れていってくれるのだが、さすがに玄関まで案内してくれるナビはない。「これで終了します」と言われたのは袋小路みたいなところ。幸い地図を拡大してみるとどうやら狭い川を隔てた反対側らしいことがわかった。反対側に渡ればドンピシャだった。やはり昔話に花が咲き、現状の愚痴が出る。「あの人はどうしてる」的なもの。 一夜明け、後輩をもう一人訪ねると彼は今日の指揮者も知っていた。「私の車で一緒に行きましょうや」付近の観光案内もしてくれた。演奏会では「遠くからよく来てくれました」と紹介をいただいたが、団体名が間違っていると言うオチもついていた。アンコールは「見上げてごらん夜の星を」昔やった曲だったので客席で歌った。男声の高齢化が進み、ちょっと高音はかわいそうなくらいだった。無理をせずに歌っていたロシア民謡が一番よかったと思う。 走ったり往復560km。燃費計は18kmを示している。結構坂道でも走ってくれた。エンジン音以上にロードノイズが大きい。トンネルの中はさらなり。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年11月07日 23時03分03秒
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